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84.温泉その1

いま流行の風邪はまったくもって厄介である。

すでに二週間以上経過しているというのに、咳がとれずいっこうに治る気配がない。友人たちに確認しても、みな一様に「そうだ、そうだ」と同意する。先日、一月ぶりに会ったお得意先の人は、一月前と同じくマスクをし、変わらず苦しそうだった。

このままでは自分も長患いとなってしまう。何か荒療治はないものかと首をひねってみたが、思い出すのは幼少のころよく母にアロエの葉(茎か?)を足の裏に貼ってもらい、布団でぐるぐる巻きにされたことであった。原理は不明ながら、とにかく汗が大量に湧出し、すっきりするのである。

熱や咳というのは、要するに体内の毒素を懸命に排除する作用であるから、解熱剤や咳止めで抑えるよりも、むしろその作用を手助けしてやる工夫が必要となる。もっとも効率的なのはやはり、全身の穴からの排出、つまり発汗作用ということなのであろう。

哀しいことに、年をとるとこの汗をかくという行為自体が難しくなってくる。エアコンを31度にし、灯油ストーブを「強」に設定し、電気毛布を「ダニ退治モード」にしてもまだブルブルと震える始末だ。そこで最後の選択肢として、温泉に出向いて汗をかきまくることにした。幸い、すぐ近所に「ハッピーランド」なる保養施設が24時間営業している。しかも「アルカリ温泉で爽やかな健康素肌」と謳っており、なにやらヘルシーそうである。

門をくぐると、お約束ながらカラオケに興じるオヤジ達の怒号のような歌声と、合いの手とも何とも言いかねるオバチャンの笑い声がフロントまで響きまくっている。おそらく入泉料込のお得な「ちょっと一杯セット」なぞを注文したために、おさまりがつかず追加オーダーですっかり出来上がった手合いであろう.....続く(2004.02.09記)

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