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90.オブリーク・ストラティジス

どうやってオブリーク・ストラティジスを考え出したのですか?

ロキシーができて、ファーストアルバムを作ったとき、−−もちろんあのアルバムはとても好きだけど−−−アルバムができて、そのレコードを家で聴く段になると、「こうすればよかった、ああすればよかったのに」と思い始めた。もう少し離れたところから見たり、ちがう見方をとっていたら、大きなちがいが生じるような個所が、たくさん見つかった。急に。だから次のアルバムの録音のときは、25枚位他のカードを作って、スタジオに張ったんだ。いつも自分に、思い出させるためにね。これがオブリーク・ストラティジスのアイデイアだ。今使っている組にも、その頃のものの多くは残っているよ。

スタジオの中で落ち入る一種のパニック状態はリアルじゃない。そういうのは、音楽のためになるとは限らない。8時までに来て、9時までに何か終わらせなくてはならない、なんていうのは。だから、とても直線的な方法で、進めていってしまいがちになる。だが、その直線が、正しい方向をめざしていないとしたら、どんなにハードにやったとしても、どこにも到達するはずがない。このカードの役目は、正しい方向を向いているかどうかを常に問うことがある。例えば、「ああいうやり方はどうか」というように、それ以来、レコーディングでスタジオに入るたびにカードに色々付け加えていった.....これは役に立ちそうだと思い始めて、とうとう小さな本にして出版した。今でも役に立っている。

カードは無作為に引くのですか?それとも、その時の状況に、関連のあるカードにあたるまで、次々にカードを見ていくのですか?

いつも無作為だ。他の人はカードを選ぶけれど、私は行き詰まって、助けが要るとき以外は、カードを使わない。私が作品を作る場合、2つの特異な点がある。ひとつは、作品をそれ事体で歩かせてしまうこと。つまり私がすべてインプットしてしまったら、何かをそこから起こさせること。もうひとつは、色んな物がひとつの方法で、それも私がインプットした物からは、予想も予見もされない方法で組み合わされ出した場合だ。こういう状態ならすべてOKだ。なぜならその時は、作品がそれ事体の条件を、支配し始めるのだから。つまり、ある先の動きが必要になるような、アイデンティティを得ていくのだ。でも一番目の状態では、行き詰まりになってしまう。何を与えれば良いかわからない。そういう時、カードを1枚引くことにしているんだ。(2004.02.17記)

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