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じっとする

生活のなかに神を招きいれる時をもうけること。別に何をするというのではありません。単に、10分か15分じっとしているというだけです。

ここ十年来、わしも心がけてはいるのですが、なかなかうまくいきません。何かしら世事に邪魔されたり、大酒を飲んでみずからその時をつぶしてしまったりします。仮に時間をもうけたとしても、心のなかのおしゃべりがうるさくて、数分もしないうちに音楽に逃げ込んだりとさんざんでした。

でも去年の暮れ、ある体験をしてから、なぜか容易にできるようになりました。ちかごろでは自転車に乗っていてもなってしまいます。危険はまったくありません。むしろあらゆるものに注意が行き届きます。それでいて、心は自由に遊んでいるのです。

「じっとしているのと怠けているのとは違う」とは松岡セイゴオさんの言ですが、その通りだと思います。じっとしているのは、何より喜びに溢れています。この世のあらゆるものとのつながりをはっきりと感じるのです。それに対し、怠けているのは、心があっちこっちに飛んでいるだけで、何も残りません。

この世には、形だけの信仰をしている人が多いのです。熱心にお経を唱えたり、祈ったりしていても、実は他の人に見せつけるためだったり、自己満足のためだったりします。誰もいないところで、何もしないでじっとしていればいいのです。古えの賢人たちは、これを観想ということばに託してきました。アボリジニやチベットでは、青空をただじっと眺める習わしがあるといいます。ある人にとっては、仕事中にこれが起こるかもしれません。それぞれの観想のスタイルがあっていいと思います。

まずはじっとしてみること。お金も手間もかからず、これだけ楽しめる遊びはそうありませんからね。

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