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SPACE:1999

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「謎の円盤UFO」も全話ダビングしまくり、もうスーパーチャンネルに用はないと思っていた矢先にはじまった「SPACE:1999」。ま、一応録っときますか程度のノリでさして期待もせずに見たところ、もう失神するくらいにハマってしまった。

まずオープニングがいい。ディスコティックなチャカポコリズムにのせて、宇宙船がこれでもかという具合に爆発しまくる。題字の「ごんぶと」さがまた泣けるではないか。

キャスティングが渋い。コーニッグ指揮官とラッセル博士という、プライベートでもおしどり夫婦同士のナイス・ミドルを中心にストーリーが展開するも、サブ・キャストも全員枯れまくりで華も色気もまったくなし。

同プロダクション制作の「謎の円盤」で見られた、オースチン・パワーズばりの美女攻撃からは逆噴射ばりの変わりようである。やはり70年代というシリアスな時代精神がそうさせたのであろうか。「月面の核廃棄物が異常な電磁エネルギーを蓄積し、連鎖反応により大爆発。ムーンベースもろとも地球の衛星軌道からはじき飛ばされる」という設定自体、当時の社会問題を反映しすぎて笑えない。

space02.jpgそして、異星人がオシャレ。これがイチバンの見どころ。月面に残された科学者たちは、地球に帰りたくても帰れず、そうこうしているうちに、あちこちで異星人に遭遇する。なかにはデビッド・ボウイばりのグラムファッションに身をつつみ、端正なクィーンズ・イングリッシュを話す妙にブリットな輩がいたりして見逃せない。でも話の内容は超形而上学的。

「地球人よ。われわれに恐怖という感情はない。地球人は己の恐怖から相手を攻撃する。しかし、その相手とは、自分の恐怖が生み出した幻影なのだ」

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「あなたはお釈迦サマですかっ!」と誰しもツッコまずにはおれないだろう。しかもクリスタルケースのなかで座禅までしちゃってる。

知的に洗練された異星人の方々はとにかくファッショナブル。これは地球サイドもぜひ見習いたいところだが、ムーンベースのクルーたちはベージュの肌着のまま外をウロウロしているといった風情でよろしくない。地球の代表者として、ぜひオシャレにも気配りしてほしい。

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