自分の仕事に満足するということは、馬鹿でなければできないことだ。
われわれは実際こう言ってよいであろう、賢い人ほどよく自分の仕事の欠点を知っている、その日の仕事を終えて、「見よ、すべては良い!」ということのできた人は、未だかつて一人もなかった、と。(中略)
大きな誇りをもって自ら「労働者」と称している人たちでもみな、結局できるだけ「正規の労働時間」を切りさげたいと考えている。もしも働きそのものが本来幸福と同じ意味であるなら、彼等はできるだけ働く時間をふやそうと努めるだろう。
ヒルティ著 草間平作訳 『幸福論』岩波文庫 P223





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