記事のカテゴリ:

 

薬物生活

今日は朝から二回も採血。段取り悪いんじゃないか?
なぜいちどにやらんのだ。でも骨髄穿刺(*1)よりはいいか。

昨日の採血の結果にガックリ。

WBC[白血球]:400/μl(4000〜10000)
HGB[ヘモグロビン]:8.2g/l(13〜16)
PLT[血小板]:8000/μl(15万〜38万)

()内は正常値。

とうぶん輸血生活だな。白血球もたった400かよ。でも前は200だったしな。ちょっと増えたけど、やっぱ無菌室でないと死ぬなこりゃ。

1000になったら食堂でミソラーメンだ!

●毎日ブチこまれる薬物一覧

・IVH(*2)から

プロジフ:真菌の細胞を破壊する
マキシピーム×2:抗生物質
グランシリンジ:白血球を増やす
ソリタ500ml×3本:ポカリの砂糖抜きみたいな電解水。オシッコが近くなって困る!

・経口薬
ノイキノン:化学療法時の心毒性を軽減
ウルソ:胆汁の分泌をうながし、胆石を溶かす
ザイロリック:体内に尿酸が増えるのを抑制
バクタ:肺炎予防
硫酸ポリミキシン:腸内細菌を殺す
ガスター:胃腸薬

・うがい薬
イソジン:細菌感染予防
ファンギソン:真菌感染予防

・オシッコの取扱い
ぜんぶビーカーにとっておいて計量器にぶっこむのが面倒。オシッコくらい自由にさせてくれ!

●用語解説

1. 骨髄穿刺(こつずいせんし)
業界では「マルク」と呼ぶ。白血病患者が受ける苦行の代表。腰骨を太い針でほじくり、なかの骨髄液を採取する処置のこと。もちろん局部麻酔をかけないと気絶モンであるが、なぜか麻酔してても痛い。医師によって上手下手あり。

2. IVH
中心静脈点滴のこと。長期入院者がまず受ける洗礼みたいなもの。麻酔をかけて鎖骨のあたりにカテーテルを刺し、心臓に向かう太い静脈まで通す。処置後は、ほんとに通っているかどうかレントゲンで確認。

カテーテルは皮膚に縫いつけてしまうので、抜ける心配がない。しかも両手が自由になるので、点滴したまま着替えもできるなど、いちど痛い思いをすれば後はラクチン。でも長時間立っていたりすると、血が逆流してチューブがみるみる鮮血に染まるのが怖い。

5年の逃避行を終えて

心とは場所である。もし心にも旅というものがあるとすれば、ぼくはずっと旅をしてきたような気がする。そして旅...

移植七五三

ベッドを二階にあげたのが今年の春 自分の部屋で寝るようになって 歩行車から自転車へ、iPhoneで小屋を...

「骨髄移植体験者のお話」その5

ぼくは治すつもりでいます 順番が逆になりましたが、二つ目にですね、最初病気を告知されたときのことをお話し...

「骨髄移植体験者のお話」その3

心の自由はまだ残っている それでまあ、白血病になって、しかも寝たきりで垂れ流しですよね、好きな本も目が悪...

訃報つづく

黒田恭一さん 今年はぼくにとって大切な人たちが次々と亡くなってしまった。姉のこと、J師匠のことはもうどう...
 

レコメン魂

  • Kamikaze 1989
  • Pinnacles
  • 80年代TDサウンドの核 PPG
  • Exit
  • Hyperborea
  • FAMILIAR COMPUTING WORLD
  • EGGレコード抜き書き
  • Ignacio
  • Bruits et Temps Analogues