記事のカテゴリ:

 

イタコに"癒し効果"県立保健大・藤井教授ら研究(東奥日報2007年2月14日朝刊)

「看護教育にも活用」患者の精神的ケア補う
イタコの口寄せは、現代医療でカバーし切れない患者の精神的ケアの一部を補っている--。県立保健大学健康科学部の藤井博英教授(精神保険学)らの研究の結果、本県に伝わるイタコなどのシャーマニズム(心霊、宗教)文化と病気、患者とのかかわりが明らかになってきた。藤井教授は、研究から現代に欠けているものをくみ取り、看護教育の現場でも生かしたいとしている。

研究は2000年から継続して行い、06年に報告書としてまとめた。県南地方の三つの総合病院に三ヶ月以上通う慢性疾患(骨・関節疾患、高血圧、糖尿病、心臓疾患など)の患者670人を対象に聞き取り調査を行い、その結果を分析した。

34%が相談経験
患者のうち、イタコやカミサマなどに相談したことがあるのは34.6%(232人)。その性別は男性17.2%(40人)、女性82.8%(192人)だった。

相談内容(複数回答)は、

1自分の病気(40.5%)
2家族の病気(24.1%)
3家族の問題(17.2%)

など。相談した理由(複数回答)は、

1心が癒される(26.7%)
2早く病気を治したい(26.3%)
3苦悩・苦痛から逃れたい(22.4%)

などだった。

また、相談した後は

1とても心が癒された(29.7%)
2話を聞いてもらい落ち着いた(27.2%)
3別に変わりなかった(20.7%)

だった。

調査の結果、慢性疾患の患者は、医学的な効果を望んでいるのではなく、時間をかけて話を聞いてもらうことで「癒される」傾向にあることが分かった。

悩み聞く受け皿
藤井教授は「慢性疾患の患者は長期間、病気と向き合っていかなければならないことから、イタコなどが心理的苦痛、悩みを聞いてくれる受け皿の役割を果たしている」と話す。

藤井教授は結果を基に「現代医療に欠けている部分をくみ取り、現場に反映させたい。癒しのプロセスを分析し、今後も医療とイタコなどの地域のシャーマニズム文化が補完し合えるようにしていきたい」と話している。

関連:友人

ぼくのドクター

大きく表示 23日のバンダポロロッカ・ライブイベントに行くボッサミーゴのみなさんへ。 先日のブログで肺...

医者も患者もわかりません

昨日ふと気がついたら移植後6年生存を達成していた。完治を祝った去年がいまでは幻のようである。人生一寸先は...

ガンとの同棲生活

大学病院に入院したのが今月7日。いつから次の治療が始まるのかなと内心落ち着かない毎日を過ごしてきたが、ど...

医者の仕事 宗教の仕事

仏教の健康法というのは常識的で当たり前のことばかりです。特別な神秘的な方法は何もありません。こう書くと...

呼吸

目、耳、舌、心、呼吸が、体の中で、一番偉いのは誰か言い争いをした。そして彼らは神ブラフマンのところに行き...
 

レコメン魂

  • Kamikaze 1989
  • Pinnacles
  • 80年代TDサウンドの核 PPG
  • Exit
  • Hyperborea
  • FAMILIAR COMPUTING WORLD
  • EGGレコード抜き書き
  • Ignacio
  • Bruits et Temps Analogues