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神秘体験

神秘体験という言葉が適当かどうかわからないが、数年前の10月、三鷹で不思議な体験をした。

昼ころ、いつものように金根勘で石焼きビビンバを食べて店を出ると、いつもの見慣れた町並みが輝いているのである。人間だけではない。汚らしい立て看板や、信号機までが輝いていた。年寄りも子どもも、疲れ顔の人もサラリーマンも、みな輝いていた。まぶしかった。その日は小雨のパラつく、ぐずついた天気で、決して明るい日差しではなかった。

この日いらい、世界を見る目がいっぺんに変わってしまった。
買い物袋をたくさん下げて子どもを自転車に積んで急いでいる主婦、野良ネコや、すべてがあるべくしてある。

自分のなかで、はっきりと変わったものを意識した。
「いまのままでよいのだ」と。じぶんも輝いている。

ただ単に、「ある」ということ。それが全てであることを悟った。何かを「する」ことで人間は完成されるのではない。すでに、そのままで完全なのだ。同時に、すべてがいずれ滅する存在でもある。この輝いているものは、すべて消え去る。

この日いらい、植物も動物も人間も、古いコンクリの塀も、いくら眺めても飽きがこない。

これは小さい頃によく馴染んだ感覚だ。
コンクリの割れ目の奥の漆黒をずっとみつめていた感覚。

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