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聖書文語訳をルビ付きで読む・検索する

海外の著作には聖書からの引用がけっこう多い。私にとって枕頭の書とでもいうべきヒルティ『幸福論』などはその最たるもので、脚注には「ルカによる福音書23:43を見よ」とか節番号による指示だらけである。

調べるのが面倒なのでいつも見てみないふりをしてきたが、入院中に三読四読したためマーカーだらけになったことだし、そろそろ脚注まで精読してみようと思い立った。

ebibleで一発表示
家から聖書を持ってきてもらい、辞書を引く要領ではじめたのだが、バカバカしくてすぐ挫折した。何でもネットに頼るクセがついてしまっている。調べたらebibleという聖書のデータベースをみつけた。

テキストボックスに「ルカ 23:43」(スペースで区切る)とか入力し、「最初に一致した節から連続表示」のボックスをチェックする。これだけで該当箇所がズラズラ表示される。

これはこれで便利なのだが、口語訳で、しかも横組みで見る聖書のなんと貧相なことか。そこで文語訳を検索したら、大正改訳「新約聖書」(1950年版)を発見。しかもルビつき。XHTMLで何千回とルビタグを打ち込んだであろう入力者の労苦に感動した。まさに信仰心のなせる業である。

T-Timeで表示する
ただちょっと困るのが、ルビ表示できるのはインターネットエクスプローラーのみという点。SafariやFirefoxではただの括弧書きになってしまい、かえって読みづらくなる。Firefoxには「XHTML Ruby Support 1.4.2」というルビ表示用のアドオンがあるので早速試したところ、あまりのルビの多さにスクリプトが途中で処理を中止してしまった。さてどうしたものか。

そこで、いったんテキストをすべてダウンロードし、T-Time表示してみた

節番号は縦中横表示にしてみた。ちょっと体裁がみっともないが、自動でこれだけ画面表示されたら十分ではないだろうか。もちろん節番号での検索も可能。T-TmeはOS9版もあるのでDTPの現場の方々も使えるはずである。

寝さすべからず

日本語は立っていなくてはいけない。寝させるのは誤っている。タテが好き、ヨコが好きといった問題ではない。タテ書きタテ読みとすべきものである。三十年来、そう信じている。公式の文書はヨコ書きにするきまりになっているが、戦後のどさくさで頭がどうかしていた人の考えたことだろう。
いったい、文字を読むには視線に直角に交わる線が頼りであるから、もともとタテ読みを前提とする漢字はヨコの線が中心である。一、二、三を見よ。日、月、旦を見るがよい。ヨーロッパ語はヨコ読みだからアルファベットはタテの線が軸である。---n,m,i,jなどを見よ。いかに酔狂な人間でもこれをタテに並べて読もうなどということは夢にも考えない。

外山滋比古「日本語読み書きタテヨコ論」(『本とコンピュータ第7号』)P135 トランスアート 1999

たまには縦組みで
聖書にかぎらずとも、歌詞とか詩作とか、たまに縦組みにして読むとまた新たな味わいを発見できるはずだ。本来はブラウザ上で縦組みルビ付き表示できればいいのだが、XML+XSLがネット上で汎用されるまでもうちょっと時間がかかりそうである。

モリサワのサイトは意図的に縦組みのメニューを用いており、これからの日本のWEBデザインに縦組みの美しさをどう盛り込んでいくかを考えされられた。

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