記事のカテゴリ:

 

音楽療法士からの質問状3「寝たきりになってからまた再開したのは?」

私が意識を回復したのは、間質性肺炎を発症してからちょうど3週間後のことでした。まだ意識が朦朧とするなか、自分につきつけられた現実は、とうてい受け入れがたい厳しいものでした。

どうも自分は「寝たきり」になったらしい。気管に穴を開けたから声を出すこともできない。手足はまったく動かないし、体のあちこちにチューブがつながれている。なぜ母がついているのかもわからなかった。点滴台には何本も輸液ポンプが立ち並び、心電図や人工呼吸器が狭い無菌室内を占拠していました。行動の自由どころか、食べる自由、身体の自由までうばわれてしまったのです。

幸いスピーチ・カニューレを気管に取りつけることで会話だけはできるようになりました。音楽療法士さんと緩和ケアチームのAさんがお見舞いに来てくださったのもちょうどそのころです。私は自分でも何故かわからないほど憑かれたように音楽について熱く語りまくり、お二人とも面食らったというか、その力の入りぶりに驚いたようすでした。音楽への執着は自分でも驚くほど深いものがあったのです。

廃用症候群で完全介護となった我が身にとって、自分の自由になることは考えることと、音楽をきくことしかない。このまま死んでいくにしても、最後まで人間らしくありたかった。体はぜんぶ他人の世話になっても、心とアタマだけは誰の手にもわたさないという、やせ我慢というか、意地がありました。自分の頭で考え、言葉にして表現するのはとてもしんどいけれど、それ以上に生きている実感をもたらしてくれる。爪は剥がれ落ち、ギターを弾く握力が奪われても、まだまだできることはあるんじゃないか。

このとき「音楽」というものが、それまで考えていたよりも自分にとってかなり切実で本質的なものであることを悟りました。自分がもういちど生きはじめるため、もういちど家に帰るために音楽療法をやり直してみようと決心したのです。

音楽療法士とボサノバ

青森市浪打のなかむら脳外科で「緩和ケアと音楽療法」というセミナーがあった。主催は、中村音楽療法研究所。講...

へこみまくり

金曜日 朝から体調わるし 病院行った。採血6本とられ2回連続の点滴(免疫グロベニン)をくらってかなりへこ...

顔なじみ

やあ、またお会いしましたネ。そうなんです今日も点滴なんです。免疫グロベニンっていうんですか、あの乳酸菌飲...

5月のゴミ

病トモからつぎつぎにサイニューインの知らせがとどく。やはり五月の風は血液を狂わせるのか。先生にたずねても...

GV仲間

昨日はIgGの値が400越えできず点滴覚悟しましたけどなぜか解放されました。 主治医に「口内炎つらいです...
 

レコメン魂

  • Kamikaze 1989
  • Pinnacles
  • 80年代TDサウンドの核 PPG
  • Exit
  • Hyperborea
  • FAMILIAR COMPUTING WORLD
  • EGGレコード抜き書き
  • Ignacio
  • Bruits et Temps Analogues