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審査官が来た

riotnotquiet.gif今日は社会保険事務局の審査官の方が家まで来ました。青森からわざわざ電車とバスを乗りついできたそうです。年配の穏やかなそうなヒトでちょっと緊張がほぐれました。

昨年七月に申請した障害基礎年金は結局どうなったのかというと、申請から四ヶ月後にやっと通知書が届きまして、封を開けてみると入っていたのは「不支給決定通知書」というペラ一枚のみでした。

これだけではワケがわからないので、事務局まで足を運んで事務員のヒトにいろいろたずねたのですが、どうも白血病や移植片宿主病についての医学的な知識がぜんぜんないような印象でした。そこで主治医に相談し、詳細な診断書を書いてもらいなんとか再審査請求できたころにはもう年も明けて...

ここからまた日数がかかるだろうと予想していたら、今回の審査担当者はレスポンスが高速で、投函二日後に手紙が来ました。まさに打てば響くといった高感度ぶりです。それから弘前--青森間で毎日書類のやりとりをしまして、数日後には再審査請求が受理されました。暗黒の四ヶ月はいったいなんだったのでしょうか? どうも弘前市役所が止めていたフシがある。

「今回の再審査請求の決定に不服であったばあい、今度は厚生労働省にたいしての再審査請求となります。それにも不服のばあいは裁判となりますが、敗訴した場合は裁判費用はすべて個人負担です」

「裁判になることってあるんですか?」

「ええ、そうなることもよくあります」

また、今回の不支給決定について、事務局内では支給してもいいのでは、という意見もあったそうですが、採血の結果が正常値に近く、障害にはあたらないという判断から不支給になったとのことでした。

骨髄移植をやった人間のばあい、採血にかげりが見えはじめるともう先は長くないわけだから、そうなれば障害年金とかどうでもいいワケで。奇跡的に生き残ってしまったからには、せっかくだから何としても生きたいんだよね。そのためには治療を続けるしかないし、高額な医療費をなんとか工面していかないと。だから障害年金がもらえると生きる希望がぐっと高まるんだよね。母も助かるし。

審査官のヒトが帰ってからも、ああ言えばよかった、あれも話しておけばよかったと、くよくよ考えてしまいましたが、こういうときにいつも思うのは、移植片対宿主病をよくわからないヒトにたいして、どうすればこのたいへんさが伝わるのかということ。数字じゃ言い尽くせない障害がいっぱいあるんですよ。

働いて元気なうちは税金いっぱい徴収しておいて、病気で働けなくなったら切り捨てというんじゃ、行政はもういらないかナーと思います。まさか自分が生存権を賭けることになるなんて元気なころは想像もしてませんでしたが、この体験がきっかけで、国家の素肌をのぞいてしまった気がします。

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