チラシ裏に殴り書きした買い物リストを見ていると、こんどは「ソトフ」と書いている。これは「ソフトバンク」のことだナー。店の人にiPhoneのことをたずねようとおもっていたから。
「ポトリ」でこの話は終わったと思っていたが、ぼくのシナプスはよほどポトフを食べたいらしい。前段に書かれている「キャベツ」や「ベーコン」でうずうずしだし、つぎに「ソフト」ときたものだからこれはもうポトフだ、ついにポトフがきたのだよ諸君! というシナプス側の早とちり的興奮と、理性的自我との葛藤のすえ折衷案として「ソトフ」が励起されたのではあるまいか。
いまぼくの脳内では、「ポトフィン」という化学物質が量産されており、神経細胞間のやりとりを阻害しているのではないかと仮説される。このままでは日常生活に深刻な障害をもたらすであろう。治療法はただひとつだ。
母が、肉屋から経木(きょうぎ)に包んだベーコン200gを買ってきた。あぶら菜といっしょにパスタにしてまず味見から。




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