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看護師考

姉がコーヒーの粉を持ってきた。飲めないなら薫風だけでも楽しめと母が挽いて持たせたのだという。他の差し入れなど目もくれず、ネスカフェエクセラの赤い小瓶を開けた。

ああ、これだ。いつも朝に飲んでいるカルディのマンデリンフレンチローストの香り。廉価の割に煎りが深くカフェインもほどよく炭化して腹にもやさしい。ああ、家だ。

この香を少しでも漏らさじと、鼻腔をさらに瓶口に押しあて、隙間なくスーハーしていたら粉をおもいっきり吸引してしまった。

昨日は鼻をかむたびに黒い粉末がティッシュに付着していた。

抗生剤の点滴も昨日で打ち止め。ゲリ治った。同時に多剤耐性菌キャリアの汚名も晴れ、看護師は塩素入りガーゼとビニール手袋を撤収していった。

末梢から24時間入れている点滴が痛い。刺しやすい場所だという理由で肘や手首など、関節近くに刺す看護師さんがいる。関節を曲げずに生活しろと暗黙の圧力をかけるようなものである。

着替えとかで腕を曲げると、針も連動して血がにじむ。そのうち痛くなって結局刺し直しとなる。昨日も手首に入った針がもう辛抱たまらんので、先日入れたばかりだというのに刺し直しとなった。

点滴の長針は痛い。刺してから静脈内をズブブっと奥まで刺すとき、ナイフをぐいと差し込まれているような暴力を感受する。刺すだけでも痛いのに、さらに押しこむのというのは、日常では悪意でもないかぎりありえない。それをニコニコとやってのける看護師という職業人は、恐怖と安心を二重に与える不思議な存在である。

そして、病院にたいする感謝も憎しみも、9割方は看護師にまつわるあれこれではないか。

天使であると同時に悪魔でもあるこのナースという存在とどううまくやっていくか。ここで入院生活のあずましさ(QOL)に格段の差が生じるといってよい。

仮に医師が看護師に対してぞんないな態度など示そうものならば、病棟内でほされて四面楚歌となる。ここらへんのわからない新参の研修医はしょっぱなから泣きをみることになる。せいぜい2~3人の医師にたいいて看護師は多勢である。マジョリティである。怒らせると怖いのだ。

まあキホンここんちは放置プレーだから、アマゾンも病院に直で送りつけるし、ギタレレも弾けば、ゼンハイザーの密閉型ヘッドフォンを大音量にしてヘッドバンキングして話しかけられてもハア?とこっちも勝手にやっている。

あと口の痛みさえよくなれば。

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