モルヒネ・ヴァリエーションズ1-2

July 14, 2008

朝起きたら一通のハガキを手に持っていた。
差出人は姉だった。

お、なんか新しい展開だぞ。もしかしてまだオレ死んでないんじゃないのか。まだ生きてるんじゃないのか...

こんにちは。
あんたが眠っているうちに酸素の血中濃度も96〜98%といい感じだよ!
そうそう、先生が喉に鈴を入れましたって。息するたびにカラカラ音するべ。
ちょっと痛くて大変だと思うけど、肺がよくなったら外しますって言ってたから。
目が覚めたときには気分も爽快! 肺炎も完治で帰れるよ。
ダブルもトリプルもハッピーだなあ。楽しみに眠っていてね。
負けるな。あきらめるな!一緒に戦うぞ。
おねえさんより

たしかに動くと喉の奥からコロコロ音がした。唾を飲むたびに痛みが走った。そういうことだったのか。

でも喉に鈴が入りっぱなしということは、肺炎治らなかったんだろうな。血中濃度はいい感じだったんだ。でも病院でなく知らない場所に一人でいるっていうのは、やっぱり死んだんだな。

でも明日になればまたなんかあるんじゃないか。もう一日だけ待ってみようかな...

Posted by nara at July 14, 2008 6:31 AM | トラックバック
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