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    <subtitle>白血病と仲良くつきあうnarajinのブログへようこそ。スクリーンリーダーをお使いの方へ：メニューはページの一番下にあります。メールはnarajina@gmail.comまでお願いします。</subtitle>
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    <title>あきらめの効用</title>
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    <published>2010-08-05T13:22:41Z</published>
    <updated>2010-08-16T02:13:51Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;病気して何か変わった？　とかよく聞かれる。大病したニンゲンはなぜか、変わらないといけないようである。あまり何度も聞かれると、つい...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>&nbsp;病気して何か変わった？　とかよく聞かれる。大病したニンゲンはなぜか、変わらないといけないようである。あまり何度も聞かれると、ついアマノジャクになって「いや、何にも変わらないよ」などと答える。相手はたいそう不満げである。</p><div>もちろん、変わったと思うところもあるのだが、どっちかというと、変えさせられたと言ったほうが当たっている。</div><div>&nbsp;</div><div>なんとか生きていくために、あきらめるところはバッサリとあきらめる。昔できたことを今できなくても、なるべく悲しまないことにする。歩けない、見えない、食えないとか。もちろん悲しくないわけではないけど、「病気前の私は死にました」と思うことにする。過去の自分はもうどこにも存在しないのだから事実そうなのだが、これがけっこう難しい。人間は何かを欲することには慣れているが、失うことには死ぬまで不慣れであろう。</div><div>&nbsp;</div><div>「あきらめる」という言葉には、どこか後ろ向きなイメージがつきまとう。しかし本来の意味は「明らむ」、つまりハッキリさせるということだ。リアルをありのまま認めるということであって、悟りの一ヴァリエーションであるといってもよい。</div><div>&nbsp;</div><div>人生で一度もあきらめたことがないというニンゲンが仮にいたとする。アメリカ流ポジティヴ・シンキング風にいえば、「Yes I Can !」みたいな。あきらめずにがんばれば夢は必ず実現する！みたいな。書店のビジネス本コーナーに平積みされた本みたいな、びっくりマーク！ニンゲン。その形のとおり、ぼくには彼らがどこか薄っぺらな、空虚な人間に思えてしょうがない。</div><div>&nbsp;</div><div>苦しみを舐めたことのない画家の描く絵が何の深みもないように。鬱になったことがないニンゲンの書物には奥行きがないように。決してあきらめないニンゲンにはどこか不自然な、空疎なところがある。</div><div>&nbsp;</div><div>がんばるニンゲン、あきらめないニンゲン、これを自己脅迫するのが現代人の病理であるとさえ思う。周囲をみても、鬱になるヒトはたいてい優秀で仕事がよくできるヒトであり、他人の期待に応えようとする生真面目さんが多いように思う。彼らがもし、あきらめる技術をちょっとでも導入したら、さぞかし自殺者が減るであろうとさえ思う。</div><div>&nbsp;</div><div>そういう意味で、病気をして何が変わったかといえば、毎日がラクになったということにつきると思う。体の痛みはたしかにある。生存の不安もある。しかし、心の庭は前より広々としており、居心地もよい。あきらめの効用であろうと思う。</div><div>&nbsp;</div><div>入院中、看護師さんから「ナラジンさんは無理しないけど、無茶する」と言われたことがある。その話をインド師匠にしたら「これからはナラジンではなくムリジン、ムチャジンだ」などと茶化された。やっぱり何も変わってないかも。</div>]]>
        
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    <title>熊野宮の宵宮</title>
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    <published>2010-08-02T08:16:02Z</published>
    <updated>2010-08-02T08:37:38Z</updated>

    <summary>口内炎だいぶよくなった。しょう油のオカズ食えるようになった。コーヒーもミルクたっぷりのカプチーノなら飲めるようになった。口腔外科から処方され...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="花火屋と子供たちの写真" width="400" height="600" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1204.jpg" /></p><p>口内炎だいぶよくなった。しょう油のオカズ食えるようになった。コーヒーもミルクたっぷりのカプチーノなら飲めるようになった。口腔外科から処方された軟膏やうがい薬をいろいろ試してもイマイチだったけど、何故だか急に訳もわからず良くなった。流動食づくりもやめて、フツーのゴハン食ってます。スイカとか冷奴とか豆乳とか冷たいものを控えたら胃もたれも治って、唇の痛みもなくなった。いろいろまとめて良くなった。</p><div>ロックタウンからの帰りにドン、ドンという音花火をきいた。部屋にもどって７月の行事日程を見たら茜町にある<a href="http://eclipse.star.gs/lock/wafuu/kumano.htm">熊野宮</a>の宵宮の日（25日）だった。</div><div>&nbsp;</div><div>毎年この宵宮に行くのをひとつの目安というか、儀式にしている。入院もせず、ちゃんと自分の足でお参りできることを確認するのが単純にうれしい。柏手打っても、賽銭投げても、これといって祈願リストはない。せいぜい家族の健康とメシ食えますようにくらい。</div><div>&nbsp;</div><div>おみくじは二通ひいて、大吉のほうだけちゃんと読んだ。</div><div>&nbsp;</div><div>夜店は昨年よりちょっとこじんまりしていた。それでも、お目当ての花火屋だけは子供たちでにぎわっていた。ちょっとホッとした。裸電球に照らされたオヤジの目は細かった。子供達を見つめるまなざしがそうさせるのか、商売の先行きを思ってのことかは不明。いや、それよりも、かんしゃく玉の「在庫かぎりで世の中からなくなります」って文句、去年も見たよ。</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><p><img alt="かんしゃく玉" width="400" height="323" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1221.jpg" /></p><p>&nbsp;</p><p><img alt="宵宮・店の並び" width="400" height="267" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1222.jpg" /></p><p><img alt="花火屋のオヤジ" width="400" height="341" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1213.jpg" /></p></span><p>&nbsp;</p><p><img alt="熊野宮を出るとき、なぜか寂しい" width="400" height="682" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1192.jpg" /></p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p></div>]]>
        
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    <title>harappa写真部+手芸部展　終了</title>
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    <published>2010-07-29T02:03:29Z</published>
    <updated>2010-07-29T02:38:36Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;月曜日午後４時。写真展終了。撤収は三人ほどの人手であっけなく終わった。 &nbsp; やるまでは大変だけど、終わってみると儚いく...]]></summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="こぎんベーダー" width="400" height="600" class="mt-image-none" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1121.jpg" /></p><div>&nbsp;</div><div>月曜日午後４時。写真展終了。撤収は三人ほどの人手であっけなく終わった。</div> <div>&nbsp;</div> <div>やるまでは大変だけど、終わってみると儚いくらいで、どっちかというと部員たちと海に行ったり、飲みに行ったりしてやっと実感したくらい。</div> <div>&nbsp;</div> <div>年初に「今年は写真をちゃんとやる」と手帳に書き、春にはharappa写真部という好場をみつけ、SIGMA DP2も買って意気揚々と踏み出したのであったが、サイニューインという隠し穴に転げ落ち、這いずり出てきたら写真展目前という有様だった。だから、暑さやら風邪やら口内炎をかいくぐり、なんとか参加できたというだけで、わし的にはかなりの達成だ。</div> <div>&nbsp;</div> <div>もともと写真部に入った目的は、写真話ができる友だちを作りたかったから。その目標も大いに達成されたなとおもう。写真展が終わってからの方が気分的に盛り上がってるのはたぶんそっち面が充実したからだとおもう。</div> <div>&nbsp;</div> <div>上野千鶴子さんではないが、今回の自分のテーマは「おひとりさまの半径1km」。今の体力と自転車で動けるだけの精一杯の空間の世界から、何を見いだすか。さらに、花鳥風月は禁じ手というお題を課した。</div> <div>&nbsp;</div> <div>脊椎カリエスで仰臥の身にあった正岡子規などは、おそらくたった半径５mほどの世界から、あれだけの歌詠みを成したということになる。風光明媚な景勝地を訪ねずとも、美は日常のなかに、すぐそこに潜伏しており、発動を待機している。病人はそういう隠者たちをみつけことに長けているのだ。</div> <div>&nbsp;</div> <div>退院後、まあこういうぐあいにアタマでは大いに活動していたものの、猛暑にあてられ結局、小屋を２回ほど撮っただけで果てた。それを紙詰まりと苦闘しつつ光沢紙にカラープリントし、ダイソーでかき集めた100円額縁と、日曜大工店の500円にはめた。こちらも1km内で入手。共同展示の作品に使う糊付きパネルだけは部友に分けてもらった。</div> <div>&nbsp;</div> <div>設営日前後は母の手術とちょうど日が重なり、市立病院と百石町展示館を自転車で行ったり来たりでヘロヘロになった。ついでに撤収日と退院日も重なったが、気になっていたことが同時に片づいてさっぱりした。</div> <div>&nbsp;</div> <div>さて、写真部の展示については、来月反省会でいろいろやるとして、今回すばらしかったのは、なんといっても手芸部。Twitterにはすでにアップしましたが、ブログにものっけておきます。</div> <div>&nbsp;</div> <div>ほとんど幽霊部員同然だったわしに参加の機会を与えてくれた写真部のみなさんに多謝。次回はもっと裏方作業できるよう、リハビリ励みますんで</div><div>&nbsp;</div>  <div><img alt="ひまわり帽子" width="400" height="605" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1108.jpg" /></div><div>夏色の帽子&nbsp;</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><p><img alt="りんご箱" width="400" height="600" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1114.jpg" /></p>     <p>りんご箱。農業資材が白ペンキでガーリーに仕上がっている</p>               <p><img alt="こぎんボタン" width="400" height="600" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM0767.jpg" /></p>         <p>こぎんボタン　伝統工芸+クラフトデザインのお手本</p>                       <p><img alt="アクセサリー" width="400" height="600" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM0758.jpg" /></p><p>触れるとキラキラ見た目通りの音がする</p><p>&nbsp;<img alt="手芸を撮る" width="400" height="267" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1119.jpg" /></p><p>手芸部の作品を写真部が撮る</p><p><img alt="写真部の展示" width="400" height="267" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1133.jpg" /></p><p>写真部の部屋　もうちょっと遊びゴコロあってもいい　一本調子で単調な印象をうける</p></span><p><img alt="ケーキ" width="400" height="267" class="mt-image-none" src="http://narajin.net/archives/images/SDIM1107.jpg" /></p><p>手芸部の部屋はお客さんいっぱい入ってた。男子は手芸の奥深さを知った日となった&nbsp;</p><p>&nbsp;</p></div>]]>
        
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    <title>小島一郎　平凡なものを料理する</title>
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    <published>2010-07-25T01:52:04Z</published>
    <updated>2010-08-03T01:53:23Z</updated>

    <summary>青森県立美術館の小島一郎ギャラリーに置いてあった「フォトアート1963年6月号」の現物をヤフオクで入手。小島本人が自身の撮影技法を明かしてい...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="フォトアート" width="" height="" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/photoart.gif" /></p><p>青森県立美術館の小島一郎ギャラリーに置いてあった「フォトアート1963年6月号」の現物をヤフオクで入手。小島本人が自身の撮影技法を明かしているのみならず、そのナイーブな文体は彼の写真世界そのものといえる。引用といいながら例によって記事全文のせておきます。</p><div>&nbsp;</div><div><strong>風景をどう仕上げるか５　風景を演出する！</strong></div><div>小島一郎</div><div>&nbsp;</div><div>平凡なものを料理する</div><div>&nbsp;</div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="小島一郎" width="" height="" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0 20px 20px 0;" src="http://narajin.net/archives/images/kojima-photoart01.gif" /></span><div>風景を撮影する場合、私は自分の感情に訴えてくるものがある時に始めてシャッターをきる。非常に瞬間的であり、しかも興奮しているため、具体的に言葉でいい表すことができないが、広い範囲にわたって風景全体が私の心をふさぶる場合もあれば、その中のある一部が、もっとも強く私をひきつける場合もある。</div><div>&nbsp;</div><div>よい風景写真とは、風景それ自体がよいからだとは思わない。</div><div>&nbsp;</div><div>みんながすばらしい風景だと感心するような場所はそんなに数多くあるわけではないし、もしそんな場所だけを撮影していたならばすでに撮影するところがなくなっているだろう。</div><div>&nbsp;</div><div>私は過去四年間にわたり青森県の津軽地帯を撮りつづけてきたが、同じ場所を何回歩いたか知れない。しかし同じところでも時間の移り変わりとか、季節の変化により風景そのものが行くたびに変わっている。あるいはそれらをみる私自体がかわっているのかも知れない。たびたび経験することであるが、シャッターをきろうと思いながら、帰りにしようとそのまま通りすぎる。すると、帰りには最初にみたような感動がおこらない。</div><div>&nbsp;</div><div>そのようなにがい経験から、今では最初に感じた時に必ずシャッターをきるようにしている。また、つねに物を注意深くみつめることも非常に大切なことだと思う。そういう習慣を養っておくことは本当に大事な問題だと考える。例えばその辺におい茂っている草一本でもよくきをつけてみると、いろいろな表情があることを教えてくれる。そこから自分が感じたものを一本の草によって画面に表現することが出来たならばどんなにうれしいことだろう。現在のようにいかに発達したカメラでもそこまでは、写しとってくれない。私は珍しいモチーフとかショッキングなものよりは<ins>誰にもみむきもされないような平凡なものをみて、自分ならばどういうふうにとらえるか</ins>ということをつねに心がけるようにしている平分なものはどこにでもあるし、おっくうがらずに歩くと、私の心をとたえることがしばしばある。平凡なモチーフを自分なりにいかに表現するかという積み重ねがあってこそ、よいモチーフに遭遇した場合に、より以上の表現が出来るのではないかということが私のつたない持論である</div><div>&nbsp;</div><div>暗室操作を頭にいれて撮る</div><div>&nbsp;</div><div>また私は暗室操作のとき、ほとんど印画仕上げで焼きこみをしているので、風景をみた場合すでにその点をいれてみてシャッターをきる。またテクニックは非常におろそかにされがちであるが、私は大変大切なことであると思う。作品の善し悪しを決定する一つの大きな要素であるとも考える。一枚の作品をつくりあげる場合、第一に<ins>よくものをみる眼と感じとる心、そしてそれらを表現できる熟練した機械の操作、最後に暗室での仕上げの操作</ins>が渾然一体となって始めてよい風景写真ができる。理屈では容易にいえるが、なかなか大変なことだと思う。そんなことを考えるとまだいろいろなことを経験し、勉強しなければならないといまさら痛感している。私はいままでフィルターを使用したことがなく、すべて焼きこみなどにより印画をつくってきたので、フィルターのことはよくしらない。なにもはっきりした理由があって使用しないのではなく、別に不自由を感じなかったからである。</div><div>&nbsp;</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="作例１" width="" height="" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/kojima-photoart02.gif" /></span></div><div><b><br /></b></div><div>作例１は波のうねりと、暗い空の不気味さとで、ネガは二号印画紙を使用しても硬調だが、それを四号の紙を使用し撮影の時にうけた印象をより一層強く表現したものである。</div><div>&nbsp;</div><div>津軽半島の日本海側にある十三村は往時、米、木材の積出港として非常に繁栄を極めた場所であるが、今では当時の面影のひとかけらも見あたらぬほどにさびれ果て、それに加えて日本海から吹きよせる強風が村中をゆさぶるように唸りをあげて荒れ狂う日が多い。珍しく風のない日は夕陽が事のほか美しい場所である。しかしいったん荒れると暗い雲が重くたれこめ、不気味な様相に変わってしまう。暗い雲の切れ間から出棺のぞいた光が、大きくうねり乍ら押し寄せる波をぎらりと光らせている。（ライカⅡ F ニッコール50ミリ　F1.4　ネオパンSS　絞り f8 D76 フジクロF4　D72）</div><div>&nbsp;</div><div><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="作例２" width="" height="" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/kojima-photoart03.gif" /></span></div><div><strong>作例２</strong></div><div>は稲をかりとる農夫が自分のてさきがみえなくなるほどおそくまで働いている姿というより、バックの夕焼けの空の美しさにひかれ、それを表現するようにした。</div><div>&nbsp;</div><div>そのため印画の半分をしめる農夫を黒くつぶし、夕焼け空の下に点景としてあつかうようにしたものである。</div><div>&nbsp;</div><div>いままで津軽の冬を多く撮り続けてきたが、真っ白な美しい雪でも、粒子をあらすことによって、吹雪のすさまじさをより以上強く表現したり、あるいはハイキーにして美しい雪のある風景にしたり持っていると思う。しかしテクニックは大切であるが、それはあくまで縁の下の力持ち的役割りと思う。やはり一番大切なことはその人それぞれに<ins>感じ取ったものを画面に強く打ち出す</ins>ことであると思う。</div><div>&nbsp;</div><div>いままでずいぶん本などでみたが、やはり作者自体の感動が画面にでて、始めて人がみてもその時の感動をうけることができるものと考える。また風景を撮る場合アングルも非常に大切である。私は道を歩きながらときどき振り返ったり、横道はいったり、可能な範囲でながめてみるようにしている。風景そのものはどうしたって移動するものではないのでこちらが移動しなければならない。</div><div>&nbsp;</div><div>話が前後して終わったが、引きのばしのテストのさい、極端に必要以上の露光をかけて、現像液のなかで画像のでかたの進行状態をみていると真っ黒になるまでの課程において自分が想像もしなかったような調子を発見したりする。そんなことがその後の作品をつくるうえに役立つことがしばしばある。いろいろととりとめないことを書きつらねたが、私の経験からたゆまない根気での積み重ねが必要だと考えた。</div><div>&nbsp;</div>]]>
        
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    <title>視覚障害者パソコン講習会でなごむ休日</title>
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    <published>2010-07-21T02:56:23Z</published>
    <updated>2010-07-31T13:35:16Z</updated>

    <summary>先月から視覚障害者パソコン講習会に通っています。場所は八幡町にある身体障害者福祉センター。日曜日の10時から３時まで。月２回ほど。入院中に外...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="視覚障害者パソコン講習風景" width="400" height="533" class="mt-image-none" src="http://narajin.net/archives/images/IMG_2442_02.jpg" /></p><p>先月から視覚障害者パソコン講習会に通っています。</p><p>場所は八幡町にある<a href="http://www.city.hirosaki.aomori.jp/gaiyo/shisetsu/page/56.html">身体障害者福祉センター</a>。日曜日の10時から３時まで。月２回ほど。入院中に外泊を利用して参加したのがきっかけですけど、行くとなぜだか気分がなごむので、どっちかというと休養として通っている感じです。青森の<a href="http://www.nemunoki.jp/">ねむのき会館</a>よりいらした講師さんやここで知り合った弱視の友人と話したり、メールのやりとりもするようになりました。みんな変な気取りとか見栄のない方々なんで気が楽だ</p><div>ぼくは高知システムのスクリーンリーダーであるPC-Talkerを中心に、音声ブラウザのNetReader、電子図書リーダーのMybook、ワープロのMyWordなどなどの使い方を学んでいます。ぜんぶ揃えると十万を軽く超えるので、こうしてタダでいじれるのは助かる。講師の方々も自分では持ってないそうです</div><div>&nbsp;</div><div>講習会の基本ソフトということもあり、県内の視覚障害者はまず100％、高知システムのアプリを使っていると考えてよいでしょう。ホームページリーダーのユーザもいないことはないのですが、開発を終了したという噂もあり高知システムに乗り換えしているようです。</div><div>&nbsp;</div><div>携帯でのネット利用はまだ普及してない印象ですけど、音声ガイド付の携帯やスマートフォンがもっと普及すればいずれパソコンを追い越すのではないでしょうか。全国の統計資料でも、「らくらくホン」がロービジョンのあいだで圧倒的なシェアを獲得するなど、アクセシブルであることが売りになってきたことは確かです。今後、障害者だけでなく、高齢者もふくめたロービジョン市場というものが立ちあがりそうな予感がします。</div><div>&nbsp;</div><div>いずれせよ、キーワードは「VOICE」。弱視であれ、全盲であれ、晴眼者、外国人であれ、どの人にとっても音声での案内や操作は便利ですから。なんぼかは画面が読めるという弱視の友だちも、内容の詳しいとところはやはり音声で確認すると話してました。IBMフェローシップの<a href="http://www.trl.ibm.com/people/chie/">浅川 智恵子</a>さんも「<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20100511/214342/">ボイスポータル</a>」の開発に的を絞ったようですし、これは国際的な市場を意識したばあいそうならざるをえないでしょう。今後大きな市場が見こめるインドや東南アジアといったアジア諸国は、ご存じのとおり複雑な言語事情をかかえているため、識字率を上げるよりも、音声認識などの技術を使ってコミュニケーションするほうが現実的だからです</div><div>&nbsp;</div><div>音楽やラジオ、朗読を例にとってもわかる通り、人の声というものは印象に残りやすく、書籍よりもある点では教材に適していると思います。勝間和代さんもブログ「<a href="http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/audio_book/">CD、テープを聴いて勉強しよう!!</a>」で、<span class="Apple-style-span" style="font-family: 'Trebuchet MS', Verdana, sans-serif; font-size: small; color: rgb(51, 51, 51); line-height: 19px; ">音声学習</span>を勧めていますが、現代のオフィスワーカーは仕事の内容からいっても眼精疲労を避けて通れないぶん、これからはオーラルな能力開発・生涯学習がより重要度を増すでしょう。</div><div>&nbsp;</div><div>むかし神田のタトル商会に行ったとき、ペーパーバックの新刊の隣に必ずオーディオブックも併売されていて日本の出版事情との違いを実感しました。多民族、多人種をかかえるアメリカ、イギリスなどでは、日本より識字率が低い分だけ、逆にオーディオブックのコンテンツがアナログの時代から充実しているのです。ベストセラー本を音で聴けるAudibleのようなサービスがネット上にすぐ立ちあがるのもそういう下地があったからといえます。</div><div>&nbsp;</div><div>日本はヘタに識字率が高く、かつ「読み書きソロバン」といった視覚偏重型の教育を長い間やってきた結果、耳を使った学習に疎いままネット時代に突入してしまった。今の中学生、高校生を見ても英語がとにかくできない。もっと感覚的、直感的な学びという非論理的な学習スタイルをもっと教育の現場に取り入れるべきではないでしょうか。</div><div>&nbsp;</div><div><img alt="ネットリーダーの画面" width="400" height="533" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/IMG_2438.jpg" /></div><div>講習会で実際に音でネットサーフィンしたり、ＰＤＦや青空文庫やニュースを読み上げてもらうと、これは障害者でなく誰にとっても便利だとすぐ直感します。写真はnarajin.netを音声ブラウザで表示しているところ。弱視用に背景色と文字サイズを変えることができます。自分のブログをこうして見たのははじめてだ。iPhoneもiBookも、今後どれだけ日本語の読み上げに対応するかが一番注目したいところ。</div><div>&nbsp;</div><div>高知システムのアプリが高額で機能的にも問題があるのになぜ人気かというと、操作がシンプルだから。どれもESCキー、TABキー、Shiftキー、リターンキーさえ押してればなんとかなる。特に「Mybook」というアプリは、オーディオＣＤ、青空文庫、<a href="https://library.sapie.or.jp/cgi-bin/CN1MN1?S00101=S00MNU01&amp;S00102=lljndo9uqr7&amp;S00103=Lg!UmY2ne7">サピエ図書館</a>、デイジー図書など、あらゆる電子媒体を同じ操作方法で聴くことができ、一発で気に入りました。サピエには「1Q84」などもアップされており、けっこう充実した読書環境が揃いつつあるなという印象でした。サピエ図書館の「ダウンロードトップ100」にはエッチなタイトルがずらりと並んでおり、利用者の素顔がのぞいておもしろい。</div><div>&nbsp;</div><div>講習会では、キーボードからの点字入力（６点入力）や、MS Officeの音声による操作なども教えてました。講師の声をテープレコーダーに録音しながら勉強している方もいらして、やはり人の声というのは、ありがたく、また心地いいものだと実感しました。</div><div>&nbsp;</div><div>実はまえから朗読ボランティアにすごい興味があって。音楽療法や、患者会の活動、障害福祉などの別なく、何か楽しいことできないかとまた悪だくみしてます。いずれにしても、「声」「耳」「音」を活かしたボランティアというのがどうも自分には性に合っているようです。</div><div>&nbsp;</div><div>８月の講習会は１日、８日の予定。次回は６点漢字入力の世界を学習の予定。</div><div>&nbsp;</div><p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>harappa写真部+手芸部展</title>
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    <published>2010-07-17T13:25:00Z</published>
    <updated>2010-07-17T14:07:58Z</updated>

    <summary><![CDATA[WE ARE &quot;harappa&quot; !弘前市立百石町展示館7月23-26日　AM10:00 - PM20:00（最終日16...]]></summary>
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    <category term="弘前" label="弘前" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p><img alt="we_are_harappa" width="400" height="567" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/we_are_harappa.jpg" /></p><p>WE ARE &quot;harappa&quot; !</p><p>弘前市立<a href="http://www.hi-it.net/~hyakkoku/info.html">百石町展示館</a></p><p>7月23-26日　AM10:00 - PM20:00（最終日16:00）</p><p>ブログに書くのはこれが初めてかな？　実は春に弘前の<a href="http://harappa-h.org/modules/news/">NPO法人harappa</a>の写真部に入りました。その後すぐ入院してしまってほとんど活動らしい活動をしてませんけど、今年の写真展に参加させてもらえることになりました。</p><p>新しいカメラまで買ってかなり燃えてたんですが、ご存じのとおりそのまま入院。撮影もほとんどしてません。今回はとにかく参加することだけ目指して最後の準備をしています。</p><p><img alt="harappa_shugeibu" width="400" height="400" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/harappa_shugeibu01.jpg" /></p><p>本家のサイトにはまだ告知されてないようですね。今回は手芸部との合同展示だそうです。退院後にいちどお邪魔したときに作品を撮らせてもらったので一枚だけ載せておきましょう。どれもおもしろかったです（来てのお楽しみ）</p><p>期間中は宵宮もあるそうなんで、夕方にでもちょっと寄ってみてください</p>]]>
        
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    <title>音楽療法士とボサノバ</title>
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    <published>2010-07-09T04:12:05Z</published>
    <updated>2010-07-09T12:46:21Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;青森市浪打のなかむら脳外科で「緩和ケアと音楽療法」というセミナーがあった。主催は、中村音楽療法研究所。講師は県病の緩和ケア認定看...]]></summary>
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    <category term="bossanova" label="Bossa Nova" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="音楽療法" label="音楽療法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p><img height="340" width="400" src="http://narajin.net/archives/images/music_therapy01.png" style="" class="mt-image-none" alt="music_therapy01.png" />&nbsp;</p><p>青森市浪打のなかむら脳外科で「緩和ケアと音楽療法」というセミナーがあった。主催は、中村音楽療法研究所。講師は県病の緩和ケア認定看護師さんと<a href="http://narajin.net/2007/02/post-79.php">音楽療法士</a>（以下 MT; Music Therapist）さんと、ワシもオマケ参加。</p><div>&nbsp;</div><div>今回は、地元ですでにMTとして活躍している方や、これからの若い世代にむけ、看護師、セラピスト、患者という三つの視座から音楽療法を語るというユニークなセッションだった。終了後もMTさんたちとおしゃべりできた。</div><div>&nbsp;</div><div>前日は市民公開講座「<a href="http://maromaroaomori.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-8f37.html">骨髄移植を知ろう</a>」で暑いなか電車とバスで青森を往復し、夜はグッタリだったけど、この会では逆に痛みを取り除いてもらいイガイガと帰宅できた。まさに音楽療法だ。みなさんありがとうございました</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div><strong>患者のホンネ</strong></div><div>&nbsp;</div><div>実は退院してから何を話したらいいか思いあぐねてばかりいた。MTさんから難しいお題を出されていたから</div><div>&nbsp;</div><div>「MTにされてイヤだったこと、困ったことを話してください！」</div><div>&nbsp;</div><div>これは医師も看護師も同じだと思うけど、患者本人の口から面と向かって自分のたちの批判を聴くことは滅多にないとおもう。お互いムカッとすることはしょっちゅうでも、たいていは身内や友だちにグダメイで（ぶつくさして）腹に収納し、本人の耳に入ることはまずない。</div><div>&nbsp;</div><div>ぼくのばあいはブログに本音を書くせいでたまに看護師さんから「また悪口書かれる」と嫌味を言われたことはあるが、それを承知のうえで書くべきことは書くことにしている。</div><div>&nbsp;</div><div>例えば見知らぬ街のラーメン屋で「まずい！」と思いはしても、カウンター席で叫ぶニンゲンはまずいない。でもちゃんと意見としてアンケート用紙に書き残していくならば、お店にとっては何よりの顧客情報となるはずだ。音楽療法の現場も同じで、セラピストがクライアントの本音を聞けることはまずないから、今回はあえて苦言を呈してほしいということなのだ。MTたちにとってもそんな機会はそう滅多にあるもんじゃないから、それだけでも「お得」だという。つまり汚れ役だ</div><div>&nbsp;</div><div><strong>因縁のイパネマ</strong></div><div>&nbsp;</div><div>そこで難役を引き受ける代わりに、MTさんたちにもちょっと付き合ってもらうことにした</div><div>&nbsp;</div><div>「最後にみんなでイパネマやらしてください」</div><div>&nbsp;</div><div>実はこの曲には因縁というか心残りがある。移植後、MTさんとボサノバやってたことは<a href="http://narajin.net/2007/02/post-81.php">ブログにも書いた</a>けど、ちょうどイパネマを練習していたころ病状が急激に悪化し、意識不明の重体、ギターも弾けなくなってしまった。あれから三年経つというのに、尻切れトンボに終わった悔しさがまだ残っている。</div><div>&nbsp;</div><div>その場でいきなりボサノバやって、どれだけつきあってもらえるか。音楽療法士さんに歌ってもらえるか。さすがにポルトガル語じゃダメだろうということで、日本語、いや津軽弁ヴァージョンをつくって配った</div><div>&nbsp;</div><div><strong>「イパダダ　ノ　婆チャ」</strong></div><div>&nbsp;</div><div>作曲：アントニオ・カルロス・ジョビン</div><div>作詞：ヴィニシウス・ジ・ナラィス</div><div>&nbsp;</div><div>ワイハ　ナンボ　メグセジャ 婆チャ グダメデラ</div><div>タゲ　メグネェンダード　堪忍（カニ）シテケ　ジチャ</div><div>家（エ）サ　帰ェンネェーバ　マイネェーノ　爺チャ　婆ッチャ</div><div>&nbsp;</div><div>ズッパド　子ッコ 食テラド ナボ　イパンダダ</div><div>タゲ　コボレデラ　カヘルナジャ　母（カ）ッチャ</div><div>家（エ）サ　帰ェンネェーバ　マイネェーノ　爺チャ　婆ッチャ</div><div>&nbsp;</div><div>ハー</div><div>カズノコ　スジコー</div><div>&nbsp;</div><div>ハー</div><div>マダラノ　シラコー</div><div>&nbsp;</div><div>ハー</div><div>シジミノ　汁コー....</div><div>&nbsp;</div><div>意外というか、やはりボサノバには津軽弁が「乗っかる」。伊藤君子 &amp; 伊奈かっぺいさんの「<a href="http://jurassic.exblog.jp/7470570/">JAZZDAGA? JAZZDAJA!</a>」より乗ってるかも。日本語ボサって何だかマヌケ感がぬぐえないけど、津軽弁はなるほどラテン系だった。二拍子だった。絶食中に書いたせいで食い物ネタになってしまったけど、抒情に徹すればサウダージもいけそう。&quot;Dosa Nova&quot; とか妄想</div><div>&nbsp;</div><div>本当は「緩和ケアと音楽療法」のレポートを書きたかったんだけど　また</div><p>&nbsp;</p>]]>
        
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    <title>海の見える椅子</title>
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    <published>2010-06-25T12:40:06Z</published>
    <updated>2010-06-25T13:48:46Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;骨髄バンク説明員研修退院して10日。また口内炎と関節痛がひどくなってきたけど、熱や発疹もでず、なんとか家での暮らしができている&...]]></summary>
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    <category term="患者" label="患者" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
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        <![CDATA[<p><strong><span class="Apple-style-span" style="font-weight: normal; "><img alt="県病８階から海を眺める" width="400" height="543" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/IMG_2346.jpg" /></span>&nbsp;</strong></p><p><strong>骨髄バンク説明員研修</strong></p><div>退院して10日。また口内炎と関節痛がひどくなってきたけど、熱や発疹もでず、なんとか家での暮らしができている</div><div>&nbsp;</div><div>日曜日は骨髄バンク説明員研修を受けるため、ずっと青森の赤十字献血センターにいた。講習（追いきれず）、筆記試験（カンニングしまくり）につづく実技試験。先輩相手にバンク登録の説明をしなさいというお題であったが、わしのモッサリした説明に業を煮やした相手方が代わりにぜんぶ説明してくれた。わしはiPhoneをカバンから取り出し、その見事な説明ぶりをまるごとボイスメモして果てた</div><div>&nbsp;</div><div>説明員が説明されて試験パスできるんだろうか、と思ってたら「みなさん合格です」。講師が提出用の書類一式を手渡した。このまま骨髄移植推進財団の認定がおりれば、弘前初の骨髄バンク説明員誕生だ</div><div>&nbsp;</div><div>いっしょに講習を受けた弘大の看護学生さんが第一号になれば、話題にしやすい。アップルウェーブと地方紙にも売りこんで...と悪だくみばかり先行する。結果が返ってくる８月が楽しみ</div><div>&nbsp;</div><div><strong>海の見える椅子</strong></div><div>入院中も点滴台を押しながら、悪だくみばかりしていた。掲示板にクレヨンで落書きしたり（撤去）、倉庫でギター弾いたり（婦長の長ーい説教）、「口内炎でも食えるメシをだせ」と看護師や栄養士をよんでダダをこね、血液内科部長に長ーい手紙（返事なし）まで書き残してきたが、ひとつだけイイことを残した</div><div>&nbsp;</div><div>院内ではケータイの使用を禁じられている。唯一認められているのは、非常階段踊り場だけだ。８階から１階売店まで階段リハビリしていたときに気づいたのであるが、６〜７階には椅子がひとつだけ置いてある。それ以外の階にはない。なぜだろう？　考えながら行き来しているうち、ハッとその理由に気づいた</div><div>&nbsp;</div><div>県病の６〜８階は「がんセンター」である。立ちっぱが辛い患者さんが多いから、座ってケータイできるよう、椅子をおいているのだ。じゃあなぜ血液内科のある８階だけないのだろう？　婦長に尋ねたところ、けっこう笑えない理由（ここでは書かない）があったのだが、その数日後にはちゃんと椅子が置かれていた。</div><div>&nbsp;</div><div>その後も観察を続けていたら、ケータイだけでなく、読書したり、じっと海を眺めたりと、みなひとりの時間を楽しんでいる。大部屋ではプライバシーも何もあったもんじゃない。たまには誰の目も気にせずホッと息をつけるスペースがみな欲しかったんだなと思った。</div><div>&nbsp;</div><div>窓際に椅子ひとつおいただけで、空間というものはこれだけ変わる。iPhoneで撮ったら、まるで美術館でトリプティク（3枚続きの画）を鑑賞しているような絵になった。</div><div>&nbsp;</div><div>だから悪だくみはやめられないんだ</div><div>&nbsp;</div><div>（写真は介護ヘルパーさん）</div>]]>
        
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    <title>津維人の会に行った</title>
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    <published>2010-06-21T04:08:04Z</published>
    <updated>2010-06-21T05:19:03Z</updated>

    <summary><![CDATA[メンバー全員がTwitterつながりという弘前では珍しい呑み会が先週ありました&nbsp;「津軽を変えたい」という弘大生の志に、大人たちが応...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>メンバー全員がTwitterつながりという<a href="http://tweetvite.com/event/tuitonokai">弘前では珍しい呑み会</a>が先週ありました</p><div>&nbsp;</div><div>「津軽を変えたい」という弘大生の志に、大人たちが応えるかたちで立ち上がったのだという</div><div>&nbsp;</div><div>退院してまだ一週間なのでやむなく中座したけれども、第一回目からゲストスピーカーがお二人もみえて面白い話がたくさん聞けた。</div><div>&nbsp;</div><div>トップ目は、ツイ割でおなじみの<a href="http://zakura.co.jp/">株式会社ザクラ</a>代表取締役の鈴木研二さん。北海道から東京へ帰る途中でわざわざ弘前に立ち寄ってくださったそうです</div><div>&nbsp;</div><div>Silverlightアプリによるデモが面白かった。Twitterユーザどうしの「つながり」をダイアグラムで表現したもので、たとえば、お金は一銭も使ってない、売上には反映されないユーザでも、他のユーザへの影響力（発言力）の強いユーザなどを可視化できるため、これまで数字的には見逃されていた、キーマン的な顧客層を抽出することができるという</div><div>&nbsp;</div><div>この手のアプリは負荷が大きく管理が大変では？という質問に対しては、「１万件くらいまでならサクサク動く」という。10年前では考えられなかったことである。先週やっと刑期を勤めあげ、食うか寝るだけのニンゲンにはクラクラするようなビジネス最前線だった</div><div>&nbsp;</div><div>つづいては元アップル社員で（もちろんマックユーザ）で、６年ほどまえから地元で活躍されている<a href="http://www.toonippo.co.jp/blog/wasao/">工藤健さん</a>。ご本人いわく「<a href="http://www.toonippo.co.jp/blog/wasao/">わさお通信</a>のなかのヒト」。鰺ヶ沢からわざわざお越し下さった。</div><div>&nbsp;</div><div>&nbsp;</div><div>いまムハンマド・ユヌスさんに影響されてソーシャルビジネスやコミュニティビジネスなどよく考えているせいか、工藤さんのお話はとても響いた。「儲かるかどうかより、自分も相手もハッピーになれるかどうか」「基本はマッシュアップだが、作るのは価値。新しい価値」といった言葉のひとつひとつに共感した。</div><div>&nbsp;</div><div>マズローのドメスティック・クリエイティビティ的になるけれども、冷蔵庫のアリモノから美味しい食事を作りだす賢い主婦のように、既存の行政各所と外郭団体、民間企業、市民活動をうまく「編集」することで、まったく新しいサービスを提供できないかと、お話をききながら思った。</div><div>&nbsp;</div><div>とくに、社会福祉のフィールドは青森県にかぎらず、いま混迷をきわめている。トフラーの話すとおり、世の中のスピードに政府や行政がついていってない現状に、鳩山さんは「新しい公共」という言葉を残して去った（彼のブレインはセイゴオさんと金子郁容さん）わけだが、確かに何か変わってきた気配は感じる。</div><div>&nbsp;</div><div>いま若い世代と、高齢者のあいだでNPOやボランティアにたいする関心度が現実に高まっているそうである。工藤さんのいわれた価値の提案そのものが、すでにそれを示している。いや、価値という名の思い込みそのものが揺らぎはじめた時代に突入したといえるのではないか。ぼくの心がジャワメグ（ぞくぞくする）のはそのせいだ。</div><div>&nbsp;</div><div>自分が障がい者になったせいもあるが、当事者になってはじめて見えてくるものがある。ソーシャルビジネスのアイデアなどについて工藤さんとお話したかったのだが、介護ヘルパー兼お目付役の友に諭され、やむなく帰ることにした。免疫抑制剤服用による易感染症のため、ヒトの多い場所に長くいると再入院リスクが高まるからだ</div><div>&nbsp;</div><div>今回お声がけ下さった三上議員にも初めてお会いしたが、「市議会の風雲児」という呼び名からすごいごっついヒトかなーと思ったら、なんともアタリのやわらかな話しやすい方だった。残念ながらほとんどお話できなかったが、やっぱりTwitterだけではわからないことばかりだ。</div><div>&nbsp;</div><div>弘大の学生さんをはじめ、みなさん自己紹介もお手のもので、最後まで誰もすべらないという微妙なプレッシャーにまたビールが進んだという方もおられたようであるが、口ベタといわれる津軽人らしからぬ饒舌が連発していた</div><div>&nbsp;</div><div>ひとつハッキリとわかったこと。ここに集まっているのは、ぼくを含めていちど津軽を捨てざるをえなかったニンゲンが多いということ。よそ者の目でいちど津軽を見たニンゲン、もしくはもともと津軽の生まれではないニンゲン。だからこそ、津軽のアレコレが見えてしまう。だから何かをやりたいという思いがみんなあるんだと思う</div><div>&nbsp;</div><div>骨髄移植をしたころからの友人であるQuemjiさんとも、やっとマジマジと話しできた気がした。ライブのチケ２枚ごちになります</div><div>&nbsp;</div><div>津維人（ついと）の会、なんともカタギではないヒトが多いぶん、おもしぇープロジェクトが何か生まれそうな気がする。こんど女子も誘って参加してみよう</div>]]>
        
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    <title>ミック応援メッセージ（和訳版）</title>
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    <published>2010-06-16T03:10:37Z</published>
    <updated>2010-06-17T21:51:57Z</updated>

    <summary>「Messages for Mick」に、日本のファンからのメッセージとして投稿させて頂きました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとう...</summary>
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        <![CDATA[<p><img alt="ミック・カーン" width="400" height="607" class="mt-image-none" style="" src="http://narajin.net/archives/images/bc_amsterdam_mk2.jpg" /></p><p>「<a href="http://www.mickkarn.net/Pages/Message.htm">Messages for Mick</a>」に、日本のファンからのメッセージとして投稿させて頂きました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうざいました。</p><p>これからも、ミックからのメッセージに答えるかたちで、日本から応援のメッセージを返してゆければと考えております。日本語でけっこうですので、ぜひミックへのメッセージをお寄せ下さい。翻訳してお届けします。</p><p>寄付の方法についてのご質問にも対応できればと思っております。paypalは設立当初から本当によくできたシステムで、長年利用してきて、決済もセキュリティも情報漏洩も心配ないという実感があります。しかしやはり英語だということ（ログイン後は日本語を選べる）がネックになっているようです。ここはまたみなさんと相談しながら。</p><p>&nbsp;</p><p>多少の文法的間違いなどは、どうぞご容赦ください。</p><p>以下、訳です</p><p>&nbsp;</p><p>親愛なるミックへ</p><p>希望にあふれる新しいメッセージに感謝いたします。われわれみなこの知らせを聞いてとりあえずホッとしました</p><p>ぼくらはみな、昔からあなたの音楽をきいて育ってきた日本のファンの集まりです。あなたの音楽をこよなく愛するファンが全国あちこちに住んでいて、今もあなたを愛し、音楽を聴きつづけています</p><p>だからこそ、あなたがいま、ガンと闘っているいうニュースは、われわれにとって大変ショックなものでした。</p><p>あなたの親しいアーティストや、多くのファンがいま、ライブエイドや寄付、メッセージを通じて支援しようとしていることはよくご存じだと思います</p><p>われわれも微力ながら何かできないかと仲間で相談した結果、寄付の呼びかけと、メッセージをたくさん届けるためのボランティアを検討しております。</p><p>ペイパルで寄付したくても、メッセージを送りたくても、言語の壁のせいで、われわれには難しいことがよくあるのです。</p><p>ですから、寄付の送り方についてお手伝いしたり、メッセージを翻訳していこうとおもいます</p><p>ぼく自身、白血病という末期がんと闘ってきました。主治医から「余命半年」と宣告されましたが、もうかれこれ何年も生きているのです。しかも、まったく死ぬ気がしないんだ！</p><p>ぼくはあなたに感謝しなければなりません。長い長い入院生活中、あなたの最高のベースが勇気を与え続けてくれたから。あなたがいつも一緒にいてくれたから</p><p>あなたが本来もっている内なる力を取り戻し、回復することを一同願っております。</p><p>その力をあなたはすでに持っていることを、ぼくたちは信じています</p><p>かしこ</p><p>narajin（ほんとうにたくさんの日本のファンの一人）</p>]]>
        
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    <title>ミックからのメッセージ：補足（日本語訳）</title>
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    <published>2010-06-15T03:24:10Z</published>
    <updated>2010-06-25T13:51:56Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp;ミック・カーン　オフィシャルにミックからの新しいメッセージがアップされておりますざっと訳してみましたが、間違い等ございましたらご...]]></summary>
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        <![CDATA[<p>&nbsp;</p><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img height="299" width="400" style="" class="mt-image-none" alt="Mick+Karn+mk3.jpg" src="http://narajin.net/archives/images/Mick%2BKarn%2Bmk3.jpg" /></span><p><a href="http://www.mickkarn.net/">ミック・カーン　オフィシャル</a>にミックからの新しいメッセージがアップされております</p><p>ざっと訳してみましたが、間違い等ございましたらご指摘お願いします</p><p><strong>ミックからの新しいメッセージ：補足（日本語訳）</strong><br /><br />みなさんからのたくさんのお言葉、御祈願をいただいたこと、言葉に表しようがありません。だから私たちからのお知らせに、みなさんも同じ思いでいたことでしょう。みなさんがこれまで与えて下さった援助と愛情は、ここにいる我々みんな誰もが、日々事あるごとに感じいっております<br /><br />最初に（ガンであること）をお知らせした当時、、私はちょうど健康保険証取得のために奔走していました。ここキプロスでの医療費支払いに充てるためのものです<br /><br />ここ数日でいくつもの精密検査を重ね、正式に病気の告知を受けた結果、欧州諸国の医療機関の紹介を含め、国が医療費の一部を負担してくれる見通しができたという事実を喜んでお知らせします。ここキプロス共和国では、万が一の事態となったとき、なんの手立ても講じることができないからです。<br /><br />この知らせはほんとうに有り難く、ひとまず安堵を得ましたが、ここではっきりさせておきたいのは、みなさんから頂いた寄付金は、そのまま基金の形のままにしておいて頂きたいということです。<br /><br />国からの医療ケアをさらに増やすため、わたし自身ががんと闘うのに役立つ代替医療、米国の先進医療や民間療法を調べていくために使いたいのです<br /><br />この基金は、もうひとつ、心の平安をたもつ源にもなっております。ここ数年の厳しい生活のなか、私は家族が必要とするものを十分に与えることができませんでした。ですから、自身の病気とは別に、家族の安全がいま何よりの願いとなっております。<br /><br />家族ひとりひとりの行く末は、もちろんですが、わたし自身の状態によって大きく左右されます。もし私が彼らと共にいることができなくなった日がきたときも、みなさんからの暖かい援助によって、家族が少しでもよい暮らしができるだろうと思っています<br /><br />以上のことが、ご寄付いただいた皆さんにちゃんと伝わればよいのですが。言葉は時として、本当に表現したいことや感謝の気持ち、多くの友人たちとつながっている幸運のありがたみをそのまま伝えてくれるとはかぎらないから。<br /><br />私が友人と呼んでいるのは、近しいとか遠いとかの別なく、親しいとか会ったことも話したこともないというのでもなく、こんな信じられないようなやり方で、助けようとしてくれているみなさん全員のことなのです<br />（抄訳：narajin）</p>]]>
        
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    <title>ミック・カーンのベースは末期ガンに克つ</title>
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    <published>2010-06-05T21:40:45Z</published>
    <updated>2010-06-16T03:32:46Z</updated>

    <summary>「いちばん好きなエレキ・ベーシストは誰か？」ともし問われれば、細野さんでもなく、ジャコパスでも、チャック・レイニーでもなく、何の迷いもなく「...</summary>
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        <name>jin</name>
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    <category term="音楽" label="音楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://narajin.net/">
        <![CDATA[<p><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img alt="ミックカーン" src="http://narajin.net/archives/images/mbd_mk1.jpg" width="400" height="528" class="mt-image-none" style="" /></span><p>「いちばん好きなエレキ・ベーシストは誰か？」ともし問われれば、細野さんでもなく、ジャコパスでも、チャック・レイニーでもなく、何の迷いもなく「元JAPAN のミック・カーンだ」と答える。その確信は年を重ねるごとに強くなっている気がします。</p></p>

<p>その彼が末期ガン（advanced stages of cancer）だというショックなアナウンスが６月３日、<a href="http://www.mickkarn.net/">オフィシャル</a>で告知された。いま病院から脱獄して家にもどっているのですが、この事実が頭からはなれず、朝４時に目を覚ますとひたすらミックの情報をさがしてばかりいます。</p>

<p>「<a href="http://amnesiac11.blog75.fc2.com/blog-entry-389.html">ミック・カーンが癌で闘病中</a>」（skysongさん訳）</p>

<p>ぼく自身、同じ末期がんである白血病と向き合ってきたこともありますが、中学からむさぼるように聴いてきた彼のベースに、入院中あらためて救われた思い出がある。まるでイスラムのアッザーンのように朗々と謳う、ミックの自由奔放なフレットレスは、絶望にあった自分を揺り動かし、もういちど人生をGrooveする勇気をあたえてくれました。</p>

<p>いかに彼のベースがすごいか。ファンクとスローミディアムの両方でご覧ください。（エラー表示がでる時は画面をクリックして元ページにジャンプしてください）</p>

<h2>JAPAN - Still Life in Mobile Homes</h2>
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/JbJR9kfe9rg&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/JbJR9kfe9rg&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>
</p>

<h2>Japan - My New Career </h2>

<p>
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/Mxr3B1rNHGc&hl=ja_JP&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/Mxr3B1rNHGc&hl=ja_JP&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>
</p>

<p>
彼は楽譜が読めず、音楽的知識を持たないことを恥じ、一時は音楽活動をいっさい辞めようかと考えた時期もあったそうです。矢野顕子のアルバム「愛がなくちゃね」のレコーディングにJAPANのメンバーが参加したときも、坂本龍一さんが「あいつら楽譜読めないんだよね」とからかってました。でもミックのベースのすばらしさは逆にそこにあるのであって、あのリフはロジックからは絶対に生まれません。それこそ、アラブ音楽や矢野顕子のヴォーカルのように、西洋音階で書き記すことのできない豊穣な音階を奏でているのです。
</p>

<p>
経済的にも苦しい年月を過ごしてきたという彼がもっとも心配していているは、彼の妻と幼い息子の将来だと書いています。ぼく自身、白血病の治療で毎月100万を超える請求書をつきつけられてきた過去があり、とても人ごととは思えません。抗がん剤による化学療法や放射線治療、複雑な検査にかかる医療費と、家族の生活費を工面する苦労というものは、経験した人間でないとおそらくわからないと思います。しかも月給取りでなく、一匹狼で生きてきたニンゲンの置かれている厳しい状況は。
</p>

<p>
メッセージも大切ですが、われわれができる最も確実な支援はお金です。実弾です。彼のオフィシャルでは寄付へのリンクがあり、Paypalのアカウントをすでにお持ちの方は、すぐできるはずです。１英ポンドはだいたい136円くらいでしょうか。今日の時点では100ポンドで¥13,622 JPYでした</p>

<p>
ミックを応援したいけど、自分の気持ちをうまく英語で言い表すことができない、という方は、narajina@gmail.com宛にメールで送って下されば、英文に書きかえて返信いたします。表現力にも今の体力にも自信がありませんので、ミックのファンの方で、どなたかサポートしてくれる方を求めております。
</p>

<p>
ミックの本能、生きる力、Grooveによって、またフレットレスを縦横に弾きまくってくれる日を願いつつ。I hope "Your New Career"</p>
]]>
        

    </content>
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    <title>民主党・末松義規夫妻の思い出その１</title>
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    <published>2010-06-03T03:00:23Z</published>
    <updated>2010-06-05T01:35:40Z</updated>

    <summary>鳩山さんが終わった。Twitter上もかなり荒れてきたが、このタイミングでぼくが、民主党の議員さんついて書くことと、昨日の出来事のあいだには...</summary>
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        <name>jin</name>
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    <category term="マクロビオティック" label="マクロビオティック" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="人生" label="人生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://narajin.net/">
        <![CDATA[<p>鳩山さんが終わった。Twitter上もかなり荒れてきたが、このタイミングでぼくが、民主党の議員さんついて書くことと、昨日の出来事のあいだには何の関係もない。先日、実家あてに届いた案内状と、末松さんの奥様からのお手紙を読んでいて、人の縁（えにし）の不思議についてふと想うところがあったからだ。<br /><br /><a href="http://www.y-sue.net/">末松義規議員</a>といっても、おそらくご存じない方のほうが大半ではないかとおもう。たまにTVタックルや太田総理にも出演されておられるのだが、育ちの良さのせいか、根がおっとりしているらしく、発言もゆっくりしているから、自民や芸能の目立ちたがり連中にすぐ割って入られてしまう。「いつも言いかけで終わってかわいそうだ」と、こないだ７６歳になった母も案配するほどである。<br /><br />しかし、その末松さんがいま、「奇跡のリンゴの<a href="http://www.akinorikimura.net/">木村秋則</a>さん」にぞっこんだということをご存じだろうか。今春だけで少なくとも２回は来青している。八戸と黒石でお会いしたので間違いない。<br /><br />そして今ちょうどこの文章を書いているとき、末松さんは木村さんと千代田区の麹町で落ち合っているはずである。これからの日本について、大いに語る会というものを開催しているはずだ。その案内状が先日、ぼくの手元に届いたのである。<br /><br />ここで、なぜ政治家とは無縁に暮らしているぼくのところに末松議員からの案内が届くのかといえば、実は末松さんの奥様、<a href="http://homepage2.nifty.com/forest-g/book/4035.html">末松知子</a>さんが、ぼくのいちばん古い師匠なのだ。<br /><br />おもえばまだ二十代、社会人に成り立てのバカ丸出しのころ、彼女のヨガ教室でお会いしたのがきっかけだ。<br /><br />ぼくはその後、仙台の会社を辞め、インドに行ってしまった。そして東京の会社に勤めることになり、先生と会うこともなくなってしまった。<br /><br />しかし三十代半ばにさしかかったころ、ぼくはすっかり人生に行き詰まってしまった。あらゆることが全く無意味に感じ、今の仕事を続けていていいのかと自答するようになっていた。一人で酒を飲んでばかりいた。女性のことでも悩んでいた。健康診断で白血球の数値が低く再検査の常連になったのも、ちょうどこの時期だ。<br /><br />そのとき、なぜかふと先生に会いたくなったのだ。でも仙台と東京ではすぐ会いたいというわけにもいかない。電話だけでもと連絡したら、なんと、先生はいま永田町に住んでらっしゃるという。ぼくはそのころ勤めが赤坂だったので、むちゃ近くじゃん！ということであっさり再会できて、互いにびっくりした。<br /><br />会いたいと思っていたら、実は近くにいたという経験が皆さんも一度はおありではなかとおもう。やはり縁という流れは見えずとも存在する。<br /><br />そういえばこのとき、一席設けるのに苦慮した思い出がある。先生はベジタリアンでお酒を一滴も飲まない。実はマクロビの大家でもあり、あの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E5%8F%B8%E9%81%93%E5%A4%AB">久司道夫</a>とも親しい。<br /><br />久司道夫といえば、一文無しで単身アメリカに上陸、ジョン・レノンをヴェジタリアンに変えた張本人として知られている。<br /><br />それまで肉食・乳製品中心の栄養学を採用してきたアメリカが、現在の「食事バランスガイド」のような穀物と野菜中心の食生活という真逆の価値観に改めたのは、ひとえにこのクシの影響である。そして<a href="http://www.maff.go.jp/j/balance_guide/index.html">わが国の厚生労働省と農林水産省が現在これにならうにいたっている</a>が、最大の功績者である彼の名を知る人は少ない。<br /><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF">マクロビオティック</a>の創始者である<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E6%B2%A2%E5%A6%82%E4%B8%80">桜沢如一</a>と、この久司道夫は、まだ２０代だった自分のいっさいを解体するほどの大衝撃をあたえた。ジャーマン・ロックと同じくらいはまった。<br /><br />彼らの語るオカルティックかつ愉快な思想は、アジアの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%95">グルジェフ</a>であり、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC">シュタイナー</a>だと感動した。むさぼるように読み、そして実験した。ぼくが久司道夫に実際にお会いできたのは、仙台で一度だけで、しかも体調が優れない様子であったが、いまでもよくおぼえている。<br /><br />また脱線してしまった。<br /><br />マクロビの達人に喜んでもらえるようなお店がいったい赤坂にあるのかという話だったか。<br /><br />お粥がきたのでまた明日書きます。<br /><br />木村さんと末松さんについても</p>]]>
        
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    <title>入院33日目</title>
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    <published>2010-05-31T22:13:57Z</published>
    <updated>2010-05-31T22:45:26Z</updated>

    <summary>入院３０日目にして点滴とれた。差し替えるたびに痛い思いをしてきた。最後も針を入れてる場所が腫れて痛むので、先生には事後報告ということで夜勤の...</summary>
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    <category term="障碍者" label="障碍者" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    <category term="口内炎" label="口内炎" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://narajin.net/">
        <![CDATA[<p>入院３０日目にして点滴とれた。差し替えるたびに痛い思いをしてきた。最後も針を入れてる場所が腫れて痛むので、先生には事後報告ということで夜勤の看護師さんに抜いてもらった。</p>

<p>三部粥食もいちおう残さず食えるようになったから、栄養剤の点滴はもういいだろうと。</p>

<p>つながってないのに点滴台をひいて便所いったりしてまだ自由解放の身になじめない。これは患者も看護士も互いに苦笑するしかない。一度は誰しもやるから。</p>

<p>お風呂はこれから毎日入る。湯をたっぷり張った桶につかってると入院を忘れる</p>

<p>点滴ないとギター弾きやすい。倉庫でボサ練してたら婦長に長ーい説教くらった。ごめんなさい</p>

<p>ラジオ聴いたと母から電話があった。「入院直前で元気ないぶんやさしい口調になっている」などいわれ微妙にうれしくない。</p>

<p>あとは口内炎。フロリードゲルという抗真菌剤を日に４度、ナメナメゴクリし、アズノールという薬でうがいを続けている。まだ舌に苔状の白いボソボソがあり、しょう油が滲みる。</p>

<p>こないだの口内炎サミットを受けて、栄養士さんが「術後のおやつ」というオプションをつけてくれた。</p>

<p>毎日午後３時ころ、ホットケーキやプリン、アイスクリームを入れた小さな什器が自分のベッドに到着する。ルームサービスのようでしのびない</p>

<p>蓋をあけると、たまにソーメンと麺つゆだったりする。しょうゆ味は痛くて食えないので手つかずのまま返すのがまたしのびない。</p>

<p>ためこんだ洗濯物をコインランドリーにほうりこみ、採血。眼科受診。月曜日だったことを後悔。異常な混雑。医師と看護士も完全にテンパっている。</p>

<p>障害者手帳申請（視覚障碍）の顛末については、Ｔwittしたことでえらい騒動をやらかしてしまったのでここでは詳しく書かない。最終的には市長の心まで痛めてしまったというのでかなり反省している。</p>

<p>さらに眼医者とのやりとりがまたはあ？って感じでがっかりした。書類が間違いなく手に入ったらあらためて書きます。</p>

<p>障害基礎年金のときも辛い思いを何度もしましたけど、自分でひとつひとつ経験してみて、障碍者に対する差別意識は残念だけどまだまだあります。でも障碍者がちゃんとそれを声にしていくという、市民の責任を果たしてないこともまた事実。双方ともにコミュニケーション不足です。</p>

<p>まずひとりひとりが賢い障碍者となり、行政の面倒で無駄だらけの事務手続き、窓口の対応について、勇気をもって声に出していくということ。</p>

<p>人間の尊厳を傷つけられたと感じたら、この国では、誰しもニンゲンらしく暮らす権利を憲法が保障していることを思い出すこと。</p>

<p>それも市民に仕える立場であるはずの公務員があなたを傷つけたときは、相手がより成長できるよう、誰に伝えるべきか、誰を動かすべきかを冷静に考えてみることである。</p>

<p>職員の義兄がいうには、「市役所にはメールがいちばん伝わるよ。全員見てるから」
</p>

<p>それと、今日からやっと、ステロイドを20mgに減らします。<br />
いつも15mgになったら退院という暗黙の了解があるんだけど、先生がいうには、次17.5mgにしようと。ここから慎重にいこうよと。</p>

<p>パー４でもバーディねらわず刻んでいくタイプですよ先生は。<br />
オレの中で先生はもう「アンクルパー」に決定。太一よ泣くな。</p>

<p>洗濯物とりこまんと</p>
]]>
        

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    <title>口内炎サミット</title>
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    <id>tag:narajin.net,2010://21.6664</id>

    <published>2010-05-28T22:39:25Z</published>
    <updated>2010-05-30T00:48:17Z</updated>

    <summary>世間がiPadで大騒ぎしていたころ、ぼくは何をしていたか。 婦長、看護師、栄養士を前にテーブル席についていた。 議題は「口内炎でも食えるメシ...</summary>
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        <category term="07:移植３年生活" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="口内炎" label="口内炎" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://narajin.net/">
        <![CDATA[<p>世間がiPadで大騒ぎしていたころ、ぼくは何をしていたか。</p>

<p>婦長、看護師、栄養士を前にテーブル席についていた。<b></b>
議題は「口内炎でも食えるメシを」である。</p>

<p>ゲリもGVも落ち着き、さああとは食えるようになれば退院だ！というところまではなんとかきた。しかしその食うというところで早くも頓挫した。</p>

<p>いま出てくる三分粥食というのは、おかず（ドロドロ）がついてくるのだが、醤油で味付けがされており口内炎のニンゲンは痛くて食えない。
</p>
<p>津軽人は味付けにかならず醤油か味噌をたげ（いっぱい）使う。塩味の料理というものは好まれない。せいぜい焼き魚くらい。塩味ならなんとか食えるまで回復したのであるが、醤油はだめだ。</p>

<p>結局、お粥だけ食べて残りは下膳する。お腹が空くので夜中イライラする。空きっ腹をかかえて悶々としているうちに、だんだん腹が立ってきた。いくら申し上げても食えないメシを配膳し続ける県立病院のあり方そのもの、それを当たり前とする権力というものにまで考えがおよぶと、いてもたってもいられなくなってきたのだ。
</p>
<p>患者は食えないメシを出されても、お金はしっかり徴収される。しかも、給食代は健康保険が適用されない。治療費とはまだ別にしっかりもっていかれる。</p>

<p>言い方は悪いが、これは弱者ビジネスの構造である。発言力のない患者の辛抱強さ、弱さに甘えた殿様商売といえるのではないか。</p>

<p>ほとんどの患者さんは病院のスタッフとのもめ事を嫌う。それで医師にも看護師にも本音を伝えず表向きはニコニコとつきあうのが普通である。しかし実際にダベっていると、給食ネタにまつわるグダメギが男女とわずいちばん盛り上がる。それくらいみんなが病院の食事に不満を持っているのだ。
</p>

<h2><strong>ヨメのみそ汁</strong></H2>
<p>ここで思い出すのは、三年前、まだぼくが入院したてのころ相部屋となったジイチャンである。このじいちゃんは給食の味噌汁を啜るたびに「ヨメのみそ汁」ともらしていた。ダシのうま味がない、愛情のひとかけらもないみそ汁。おヨメさんには悪いが、それをじいちゃんはたった一言で表現しきった。</p>

<p>みそ汁といえばもうひとつ思い出すのは、たしか移植して間もない頃だったと思うが、蓋をあけたらただのお湯が入っていたので看護師に言ったら栄養士が三人くらいで押しかけてきて、そのお湯をスプーンでかき混ぜはじめた。そしたらうっすらとみそ汁色になるではないか。「どうぞお飲みください。みそ汁でしょう？」と。</p>

<p>お湯に味噌を溶かした味である。これがみそ汁といえるのかどうか。具も何もない、ただの味噌液体。それを「みそ汁」と三人がかりで定義する栄養士たち。</p>

<p>具のない話といえば、じゃがいもの千切り味噌汁を思い出す。千切りのわずか２～３本を箸で寄せてすくって食った記憶がよみがえる。まるでヴィクトール・フランクルの『夜と霧』のような話ではないか。</p>

<p>「食べる」という、人生最大の楽しみを奪われ、そしてやせ衰えていくニンゲンのやり場のない憤り。これは本能に根ざした欲求であり、患者の意志を超えたものだ。腹が減っては戦もできないのだ。たんに食通だとか食いしん坊だとか好き嫌いの有無ですむ話ではない。</p>

<p>それで栄養士さんに何度も何度も、メシの相談を重ねてきたのであるが、口内炎の人むけのご飯を提供することはやっておらず、既存のメニューで我慢してもらうしかないという。</p>

<p>だったらそういう病院のありかたそのものを変えませんかということで冒頭の場に臨んだわけである。
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<h2><strong>栄養士がいないとがん治療が回らない</strong></h2>
<p>県立中央病院は平成２０年に組織が大きく改変され、ぼくのいる血液内科も「がんセンター」の一部となった。青森県のがん死亡率全国ワースト一位の現状を受けて県が、がん拠点病院としての機能を県病に求めたからだ。</p>

<p>がんといえば、抗がん剤である。これは固形がんも血液のがんも同じである。化学療法をやると、だいたい３分の１以上は口内炎を患うといわれている。つまり、がん治療と口内炎は、切っても切れないくされ縁なのだ。</p>

<p>酸っぱいもの、固いもの、生の野菜や果物、辛いもの、しょっぱいもの。ふだんは何ともないこれらの食事がえらい滲みて食えなくなる。食えないと体重が減り体力が落ちる。予後の回復が遅れるぶん、合併症のリスクも高まる。</p>

<p>でも食えないのでそのまま下膳するしかない。あとは売店を物色してしのぐことになるのだが、甘味ばかり選んでしまうので、栄養バランスはムチャクチャに壊れる。
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<p>たかが口内炎といっても、経口摂取できない状態を長く続けていると、最終的には生存率にまで影響する。たとえばオーストラリアでは「栄養管理がうまくいかなければ、治療の中断もやむなし」というくらい栄養管理を重視し、栄養士がいないとがん治療が回らないほど、栄養士は重要とされているそうである（徳島大学　中屋豊教授）。</p>

<p>日本では救命優先が先行し、退院予後も含めた患者の生活サポートを怠ってきたことが、栄養管理の普及を遅らせている原因ではないかとおもう。県病もセンター制になり、組織的には全人的医療（がんセンター長　森田隆幸）ができる仕組みにはなった。しかし患者がそれを実感するまでにはまだ至ってない。外来を予約しても２時間待ちとかくらってるいるうちは。</p>

<h2><strong>人間らしさを奪う口内炎</strong></h2>
<p>口から食べることの大切さは医師・栄養士の別なく誰しもしっている。必要なカロリーは点滴から十分摂れてますよと理路整然と説明されても、患者の顔は虚ろになっていく。逆に一口でもモグモグ、ゴクリできたあとの、ニンゲンの晴れやかな顔もよく知っているはずである。
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<p>今ぼくが生きてあることは、ぼくの食いしん坊ぶりと無関係ではない。</p>

<p>みなさんもせっかくの一日が口内炎でだいなしになったという経験が一度はおありではないかと思う。それが何日も、何週間、何年も続く苦しみがこの世にはある。</p>

<p>三度三度の飯を食えることの充足感、今日も人間らしくあることの落ち着き。この人間らしさを奪い、病と向き合う勇気を奪うものは何か。それが口内炎なのだ。つまり、口内炎ケアなくして、がん治療なしと言い切ってもよいほどなのだ。</p>

<p>ぼく自身、移植してからの三年間、口内炎をたずさえて生きてきたのであるが、医療は口内炎の治療を「GVですね」の一言で何もしなかったばかりか、口腔ケアのサポートも栄養指導もしなかった。しかもである。それが原因で体力が落ち、<a href="http://narajin.net/2010/05/post-481.php">激ヤセして入院した</a>というのに、ぼくを待っていたのはやはり痛くて食えないメシだったのである！もちろん自業自得ではあるとしてもだ。</p>

<p>こんなぐだめぎ話につきあってくれた若い看護師さんが、主任看護師、婦長さんへとつないでくれ、ついに一患者の立場で病院側にもの申すことになってしまったのだ。（続く）</p>]]>
        
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