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2005年11月アーカイブ

Tangram

German Rock

Tangerine Dream, Edgar Froese

td-tangram.pngTangram 
ラジオでもしタンジェリンの音楽がかかたっとしても、誰かにとっては会話の下敷きでしかないわけだし、僕にとってはまだ十分実験的とは言えない。ラララ〜♪というのが好きな人たちのものさ。(コンラート・シュニッツラー

「僕は今のタンジェリンの音楽、そしてショウより、前の方がずうっと好きだったと言わなきゃならない。彼らは今、昔のようにオリジナルな音楽ではないことをやり始めたから。タンジェリン・ドリームがタンジェリン・ドリームをコピーしているなんて、おかしいと思わない? 彼らの初期のコンサートには全く肝をつぶしたよ。それは今までフランスで行われた電子音楽のコンサートの中で、最も素晴らしいもののひとつだった。14世紀に立てたれた大きなカテドラルで行われたんだけど、そこで五百人の人々は、まだ無名だったタンジェリン・ドリームのサウンドを聴いたんだ。全くファンタスティックだったよ。タンジェリン・ドリームは、音楽に大改革を起こしたと思うんだ。(ティム・ブレイク

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Pergamon

German Rock

Tangerine Dream, Edgar Froese

td-pergamon.pngPergamon 
1980年1月31日、東ベルリン公民会館で行われた新生タンジェリン・ドリームの皮切り事始めライブ。死体同然だった当時のタンジェリンをみごと復活させ、第二の人生を歩ませることに尽力した"第三の男"、ヨハネス・シュメーリンクが正式にクレジットされたのもこの作品からである。

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White Eagle

German Rock

Tangerine Dream, Edgar Froese

td-white.pngWhite Eagle 
1982年発表。前作「Exit」でやり尽くしたか、ここあたりからテンションが降下しはじめる。フローゼの継続的なソロ活動、意欲的なライブ活動、膨大な数にのぼるサウンド・トラック制作により習得したものを、各自持ち寄って集成する、もしくは新機材の可能性を錬金術的な密室作業により追求し、その成果の発表というのでもなく、スタジオワークならではの凝った音造がのぞめない。果てしなく続く機材との格闘に疲れが見えたのか。

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Poland The Warsaw Concert

German Rock

Tangerine Dream, Edgar Froese

td-poland.pngPoland 
1983年12月10日、ポーランドはワルシャワでのライブ・アクト。ヴァージンから離れ、ジャイヴ・エレクトロなる新興レーベルに移籍後の、第1作目にしていきなり2LP(1CD)という物量だ。

以前から積極的に東欧でのライブを試みていたせいか、写真でみるかぎり客の入りもよい。ポーランド領の湾岸都市グダニスクからはるばるファンクラブまでかけつけていることがインナースリーヴからうかがい知れる。

一部シングルカットされて、当時変形レコードが出回ったが、我が国では「ワルシャワ・イン・ザ・サン」というタイトルで12インチシングルとしてリリースされた。帯のコピーは「つれづれに、アバンギャルドな夢をみる。寒い国からとどけられた夢幻ライヴ」。ワルシャワの冬は確かに寒い。ライブ当日もおそらく氷点下まで冷えこんだことであろう。

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