ATOMIC ROOSTER
『2006年1月、ATOMIC ROOOSTERのサンクチュアリとアルカンジェロ盤のCDを同時購入する。通称男買い。すべての謎は解けた(涙)』
EL&Pファンである私にとってEL&Pのメンバーが参加していたバンドの作品はどうしても全部聴きたいと欲してしまいます。まだ10代のEL&Pを聴きだした駆け出しの頃、「衝撃のロックトリオ伝」というEL&Pの本を読みあさりそこから得たナイスとアトミックルースターというバンドの作品もコレクトの対象になりました。入手困難かと思われたのですがなんと行きつけのレコード点にあっさりとあったのです。それもこづかいの少ない高校生にやさしい価格1800円でした。聴いてびっくり、インスト曲などほとんどEL&Pそのままじゃんと。あのオルガンを弾けるのはキースエマーソンしかいないと強く思い込んでいた私にとってビンセントクレインは衝撃を与えてくれました。すぐにアトミックルースターの他の作品も聴きたいと思いました。その後いろいろ研究して行くと、1stアルバム初回日本盤は見開けジャケ(内側は解説が載っている)とか、あるリサイクルショップで見つけたデビューシングルの日本盤「13日の金曜日」はアルバムテイクと違うとか、2種類のアルバムの存在があるとか等々。
しかし、2004年にサンクチュアリからでたEXPANDED DELUXE EDITIONとそれをもとに2005年にアルカンジェロから出た紙ジャケですべての謎は解明されました。デビューアルバム「ATOMIC ROOOSTER」は1970年3月にB&Cレコードからリリースされる。その後、メンバーのニックグラハムが脱退しジョンカンが加入、収録曲の中から"Friday 13th""Before Tomorrow""S.L.Y."の3曲にジョンカンのギター&コーラスのオーナーダブが施されUS盤としてリリースされました。私が初めて購入した日本盤はこのUS盤でした。
サンクチュアリとアルカンジェロ盤で初めてUKバージョンを聴くことができました。デビューシングルの日本盤「13日の金曜日」はジョンカンのギターが入ってないUKバージョンだとやっとわかりました。
マニアックな話に終始しましたが、これは名作です!!
誤字発見!
レコード点でなくてレコード店です。
オーナーダブでなくオーバーダブです。
すまんことです。
サンクチュアリ盤とアルカンジェロ盤の違いについては近日公開予定。新たな謎が出てきました。