PAVLOV'S DOG / PAMPERED MENIAL
PC 33552 Columbia 1975
本年2006年は戌年である。だからというわけではないが、パブロフの犬である。ロシアの学者パブロフが愛犬にえさを与えるたびにメトロノームの音を聴かせ愛犬がメトロノームの音を聞くとよだれを垂らすという別の角度からみれば人間本位な実験から「パブロフの犬」という言葉と「条件反射」という言葉が生まれました。
7人のメンバーでバンドは構成されてるアメリカのバンドで中心人物はリードボーカルとギターのデビィッドサーカンプという方です。甲高いボーカルからすぐにタイフォンのJJゴールドマンを想起させます。見開けジャケの裏側にはメンバーがHoraceと名付けられた犬(ブルテリア?)を抱えています。ジャケは2種類存在するらしい。表ジャケの犬は雑種?ですよね、たぶん。ふてくされた顔をしてますけど。サウンドの方はメロトロンやバイオリンを導入していてそれなりの曲(特にラスト曲「OF ONCE AND FUTURE KINGS」)のときには感動的な盛り上がりを見せます。ギターのリフがハードな曲に関してもバックには常にメロトロンが流れていて、ときおりバイオリンが粋なフレーズをさりげなく決めています。個人的には1曲目の「JULIA」のイントロのピアノから刹那的に入るボーカル(まさにシスタージェーンを思わせる)とそれにかぶさるメロトロンそしてフルートの調べがひとときのやすらぎをくれる間奏が入ったこの曲が好みです。
Side One
1. JULIA
2. LATE NOVEMBER
3. SONG DANCE
4. FAST GUN
5. NATCHEZ TRACE
Side Two
1. THEME FROM SUBWAY SUE
2. EPISODE
3. PRELUDIN
4. OF ONCE AND FUTURE KINGS
ついに見つけた!って感じで、懐かしさのあまりコメントです。丁度15歳の頃(31年前!)、よく遊びに行っていた輸入レコードショップの部長さんの強烈なレコメンで買ってしまったのを思い出しました。ハイトーンのボーカルと、独特なメロディーラインが気に入ってましたね。残念ながらレコードは処分してしまい手元には無いですが、ジャケットのデザインや質も当時の他の米盤とは違いクオリティーが高かったです。CDを購入してみます。ありがとうございまいした。
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