エドガー・フローゼは、ジャーマン・エレクトロニクス・ミュージックの重鎮ともいうべき偉大なバンド、タンジェリン・ドリームの中核メンバーである。彼の三十数年におよぶ輝かしい活動歴のなかで、ソロ作品をリリースしていた時期は意外なほど短い。もちろん、まだ現役のミュージシャンであるし、2003年には「Ambient Highway」シリーズをソロ名義でリリースしてくれたりと、今後も何かやってくれそうな気配はある(*1)。だが、やはり74年〜83年のあいだに発表された7タイトルこそ、未来に語り継ぐべき音群であろう。
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