Inventions For Electric Guitar
実質的にGOTTSCHINGのソロ作。もともと初期ジャーマンには珍しくテクのあるギタリストだったが、ここではギター以外の楽器は一切用いず、様々な音色でシーケンサー的なフレーズを延々と弾き、それを重ねていって心地好いモアレ上の音響効果を生んでいる。
同時期ドイツの他のグループにもサイケデリックなトリップ感覚を何か他の表現に昇華させる試みは多いが、本作はその中でも画期的なものだったと言えるだろう。なお本作は4チャンネル録音されており、再生装置をお持ちの方はお試しいただきたい(いないって、そんなやつ)
(ミニヨンvol.5 村本)
(本人注:どうやら書いた時点で、4chの録音と再生システムを混同していたようです、すみません)
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