本作の持つ歴史的意義は計り知れぬものがあるが、パスして印象批評しよう。東方指向のメロディーを織り混ぜたブ厚い音群とヘヴィーなリズム、それが渾然となって迫る。この「渾然」が彼等の個性になっており、一種の神々しさを生んでいる...分かるかなあ?
名作であるのは間違いないが、「A面が好き!」「B面最高!」と人により意見が分かれるようだ。私はB面の方が好きだな。本作に特に顕著な粗暴でフリーな雰囲気が充満してて。でも今のスラッシュメタルファンとかが聴いたらどう思うんだろ。以前パンクどっぷり少女に聴かせたら感激してたけど。
(ミニヨンvol.5 村本)
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