Category Archive Tsugaru:津軽

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高貴

泥にまみれた身なりをしているが、まぶしいほどの高貴がある。凛々しさがある。時間でさえ彼の気高さを剥ぎとることはできなかった。 (弘前市長勝寺...

久三郎

墨汁を買いに中土手町の平山萬年堂へ。 「ああ、これは裏の店に美智さんが来たときのものだ」 母によれば、バブルのときに店主が趣味ではじめたお店...

弘前現代美術館

二十年も離れていた古里を見つめるぼくの目は、まだまだ異邦人のものであると自覚する。津軽人にとってのアタリマエも、ぼくにとってはツッコミどころ...

スミマセンではスミマセンべい

ひさしぶりの紀伊國屋でまったくのけぞってしまった。 ...「苦悩」は、意外と 満腹感で薄まります。 さぁ、バリバリ食べて、 太宰的悩みを 美...

津軽の女

物は乏しいが、空は青く、雪は白く、林檎は赤く、女達は美しい国、それが津軽だ。私の日はそこで過され、私の夢はそこで育まれた。 石坂洋次郎『わが...

振り向くな。 闇をまっすぐに進むんだ。 最後の扉を開けるまで...

そうだ、扉はいつだって開いてるんだ。 飛びこもう、残された生に。 勇気を胸に。...
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