Category Archive 経済と人権

1  2  3  4

二度わらべの館

...人びとは老人を厄介者として扱い、能率主義の現代では、本来はとっくに捨てられている存在であるのに、お情けで面倒を見てやるものと考えている...

おとなのシャドウ

老人や子どもに問題が生じているのは、彼らがいわゆる一人前のおとなのあり方の、影にされてしまっているからである。おとなのみが健康で完全であり、...

預言者たち04「ボブ・ブラック」

1985年「労働廃絶論」 オフィスや工場のヒエラルキーや規律は、刑務所や修道院で見られるものと同じものである。実際、フーコーたちが示したよう...

経済のニヒリズム

私がいま考えていることも、じつはニヒリズムについてなのです。しかしサルトルやカミュのニヒリズムではありません。そうではなく、経済のニヒリズム...

預言者たち03「マックス・ヴェー...

1904年『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 営利のもっとも自由な地域であるアメリカ合衆国では、営利活動は宗教的・倫理的な意味を...

預言者たち02「ニーチェ」

1885年『ツァラトゥストラはこう語った 』 哀しいかな! 人間がもはやどんな星をも産み出せなくなる時がやってくるだろう。哀しいかな! もっ...

預言者たち01「ドストエフスキー...

1879年『カラマーゾフの兄弟』 ...おまえは人間を買いかぶりすぎていた。 本来、弱い人間は、自由という重荷には耐えられない。たえずその前...

だまされる心理

消費者をだまして金を巻き上げる手法は一段と巧妙化。消費者にはとても追いつけず、だます側とだまされる側の「力の格差」は広がる一方だ。 ロバート...
1  2  3  4