Category Archive DiY:ボヘミアニズム

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時計の比喩

現代人はみな多忙である。それもただ忙しいというだけでなく、忙しいことこそがその人の存在価値を支えているのだという多忙信仰が強固に存在する。「...

アリ塚に似ている

文字は宝石箱のようなもの。そのなかに思想(という宝石)がとじこめられる。 思考にも、耕す時期と、刈り取りの時期がある。 書物は生命にみちあふ...

中年期

もし身体的な強さと五官の快感だけが人生の最高の価値だとされるなら、私たちは若さや青春期のあとにくるものすべては、生気を失って退屈な経験...

老年と人生

 老いて生きるということは醜いことだ。自分は少年の時、二十七、八歳まで生きていて、三十歳になったら死のうと思った。だがいよいよ三十歳になった...

神秘体験

神秘体験という言葉が適当かどうかわからないが、数年前の10月、三鷹で不思議な体験をした。 昼ころ、いつものように金根勘で石焼きビビンバを食べ...

『時間意識の近代』西本 郁子著

スピード社会に警鐘 楽しく夢中になって遊ぶ子どもたちの意識は、コマ切れで管理される時間とは無縁だ。だが、その姿を見守る親は、食事や昼寝の時刻...

時間とお金

イエスが生きていたイスラエルでも、「時は金なり」が人の心にしみわたっていたのだろうか。マタイ福音書をみると、彼はそんなフランクリン的思考をブ...

農民芸術概論綱要

農民芸術の産者 ……われらのなかで芸術家とはどういふことを意味するか…… 職業芸術家は一度亡びねばならぬ 誰人もみな芸術家たる感受をなせ 個...
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