仙台でイラストレーターをしている古い友人からガネッシュの紅茶とけんとの手作りクッキーとすばらしいイラストが届く。被災地から逆にお見舞いをもらってほんと申し訳ないなあと思いながらも胃は正直に朝からアッサムティーと抹茶クッキーを味わった。ティーカップになみなみと注がれた紅茶を口元に運ぶ美少女のイラストだけみなさんにおすそ分け。
今朝はコロコロ便(兎糞状便)でなく細長い便がスルスルと痛みもなくつながって落ちた。ポステリザン軟膏をマメに塗布したおかげか外痔核の痛みもやわらいできた。パンツを上げる前に思わず合掌。
ぼくはあの残便感というのか、出きってない便がまだ腹のなかにあるという感触がイヤでイヤで、それだけで食欲もやる気も何もかもトーンダウンするくらい頭の働きぐあいに影響する。マグラックスとリーゼはとうぶん続けなくちゃなと思った。
とくにリーゼは母も姉もご近所さんもあらかたお世話になっている。どちらも弱い薬なので副作用を気にする心配もない。ぼくはさらに導眠剤のレンドルミンにもお世話になっている。
もうひとつ、ストレスにいいとされる漢方薬の「香蘇散」も弘前に戻ってからもらっている。本来は胃腸の調子を整えるための薬だが、不安やストレスにも利くのだという。
漢方薬といっても普通の薬局で取り扱っていて、医師の処方があれば普通の薬と同じく健康保険が利くので、かかりつけのお医者さんにたずねてみたらいいとおもう。顆粒状でけっこう飲みづらいので袋状のオブラートに包むとよい。それでも飲みづらければ、1回の量を加減してもいいそうだ。
メンタルの薬というと、マジメな人ほど罪悪感というか、自分はそんなものに頼らなくても何とかしてみせると思いがちだし、自分にもかつてそんな強気の時代があった。それが今では、薬でラクになるなるものならば、抗不安剤であろうが、漢方であろうが、医療用麻薬であろうが、何でもくれという態度にクルッと逆回転した。
変に意地をはって一日を鬱々と過ごすよりも、薬をうまく利用して朝から快便、気持ちよく過ごしたほうが賢いとおもう。自分が気持ちよさげにふるまっていると他人にも伝わる。気分というのは自分だけのものではない。笑顔や仏頂面といっしょで伝染性のものである。
とくに、前回話した「過敏性腸症候群」は若い世代にも多いというし、このストレス社会にあっては年齢の別なく誰しも便通の不調と無縁ではない。日本人の実に7割が痔の経験者だというから、日々の心と体のあらわれとして便はおろそかにしちゃいかんと朝から思った。
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