Zuckerzeit
チープなリズム・ボックスにギターのうねうねリフが非常に気色悪い。ヘッドフォンで聴いていると正に拷問だ。音のメッセージを探ろうとしてしても無意味だ。演ってる本人たちの頭の中は空っぽだ。激しい戦場の中を何事もないように観光旅行に興ずる某国の集団、エジプトのピラミッドのそばに置かれた自動販売機。クラスターはそんな奴らなのだ。"私に何を伝えたいの?"と問いかけても、何も帰っては来まい。心を大切にする人間の感性ではとても理解できる音楽でない。これが傑作だといえるあなたはもはや地球人ではなく、大くま座星人だ(井出)
エドガー・フローゼのソロ全作品中、もっとも入手困難でありながら(*1)、もっとも愛されている作品、それが「イプシロン・イン・マレーシアン・ペイル~青ざめた虚像」である。
本作が発表された75年は、タンジェリン・ドリームがバンドとしての絶頂期をむかえたころだ。1月に5th「ルビコン」、10月にはライブアルバムである6th「リコシェ」を制作し、ロック・ミュージックの世界に決定的な足跡を残した時期である。
同年、6~7月にかけて制作されたソロ2作目「イプシロン~」は、これら傑作群に劣らぬどころか、幽玄美という点ではむしろぬきんでている。この静謐(せいひつ)さの前には、いかなる批評も虚しい試みに感じられてしまうであろう。
なんともビックリするニュースが飛び込んできた。
80年代タンジェリンの絶頂期を築き上げた真の立役者とでもいうべき男、ヨハネス・シュメーリンク。彼が脱退してからのタンジェリンはいまいちパッとしなかったこともあり、今でも名残惜しさをひきずっているファンは多いのではないだろうか。
アトランタ・リズム・セクション(ARS)は、その名の通りジョージア州アトランタをその名に冠する、アメリカ南部のロック・バンドである。よって彼らをサザン・ロックの文脈で語るのがいちばん自然だとは思うのだが、今回はなぜかそんな気がまったくおこらない。そもそも、私は南部に行ったこともないし、何をもって南部とするのかもよくわからない。
MOTHER
Game Music
ゲームのサウンドトラックCDでもこれほどのできの良さはほかには無いのではないだろうか、GameMusicと言う枠を取り払っても十分通用するすばらしい作品だ
ニック・ドレイクは26歳とうい若さで夭折したイギリスのシンガーソングライター。その死因の真偽は今となっては知る由もないのだけれど、定説としては、自分の歌が世に受け入れられず、たいしたセールスもあげられないことに絶望したニック・ドレイクが自ら命を絶ったというやつが一般的で、彼のアルバムについてのレコード評にはたいてい「絶望」「孤独」「死」といった陰鬱なキーワードが枕言葉的に冠せられる。
Flesh+Blood
Roxy Music
このアルバムは素直に気持ちよく聴ける、この後にアヴァロンという偉大な作品があるのだけど
アヴァロンはすごすぎて正座して聞かなくてはいけない気がするのに対し、これは非常に高い完成度がありつつ気持ちよく流して聞ける
ちょっと前にiPodを買いました。
最近は音楽を聴くときはiTunesで、パソコンにつながれたコンポからというぬるい?方法になっているわけです。
コンポも安いお世辞にも高性能とはいえない物ですが、この構成で別に不満はそんなに感じてはいないです
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