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体の復興

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病院のごはんを止めてもらって好きなものを食うことにした。朝は回診が済んだら速攻でドトールにいってモーニングBセット「かぼちゃサラダ ボローニャソーセージ」とアイスカフェラテSを注文。飽きずに毎日こればかり食っている。

日曜の大学病院1階は真っ暗でガランとしている。観葉植物のある円卓の一角でぽやーんとする小一時間がいまいちばん幸せ。

そういえばこないだ脱水症状で卒倒して頭にコブを作ってしまった。ちょうど回診の時だったのですぐ医師が発見してベッドに運んでくれた。自分でもいったい何が起こったのかわからないがとにかく便意をもよおしたのでトイレに行こうとしたら「血圧が70台まで落ちてるし頭から血が出てるし唇が真っ青だ」ということで結局、部屋にポータブル便器をもちこんでいたすことになった。

まえに県病で卒倒したときも便所に行きたくなったことを思いだしなぜだろうと思ったら血圧が下がると便も下がるとのことである。臨終のときによく便をもらすのはそういうことかなと思った。

水分だけでなく塩分も足りてなかったのが倒れた原因ということで栄養剤の点滴2本と電解質補充の合計2リットルを毎日入れてからは倒れていない。

病院食がどうしても食えず牛乳やジョアでしのいでいたのがまずかったんだとおもう。さりとて病院のごはんは見ただけで吐き気をもよおすのでもう栄養とか考えずとにかく食いたいものを食っちゃえと開き直ることにした。

朝は毎日ドトール。昼食はナシ。リハビリと午後の回診が終わったあと1階の食堂にいって「生姜焼肉定食」や「オムライス」を食べる。病院食はまったく食えないのにドトールや食堂の定食だと完食できる。夏バテで食えないのではなく単純に病院食がまずくて食えないんだということがわかった。偏食であろうが栄養士さんになんと言われようが今は食いたいものを食う。

栄養剤の点滴とリハビリと、また食欲がもどったおかげで体重も増え、顔色もよくなった。試しに外泊してみたら入院前よりずっと動けるようになっていてイオンタウンまで歩いて往復できた(歩行器ありだけど)。パスタを茹でたりナスを焼いたりもそう苦にならず台所に立ちっぱなしで料理できた。暑ささえやわらげば退院してまた家で暮らせるんじゃないかとおもう。

体の復興は叶った。あとはガンとうまく共存していくという希望さえ叶えばまた新しい人生、新しい夢を描くことができる気がする。

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