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亡父ノート6 オーバー・ザ・ヒル--40代の生活設計

今回は父のカード箱から「生活設計」のタグのついたカードを抜き書きしようとおもう。

生活設計を考え直すべき背景

人生いかに生きるかは→古くて新しいテーマだが、精神論は別として、ライフスタイルとしての各人の生き方、生活の方法という面では転換を迫られる困難な課題に直面しつつある。

  1. 終身雇用の保障のぐらつき
  2. 退職金=中身のうすいオカユ型 支払い能力あるか? 家も買えない
  3. 貯蓄=インフレに耐えうるか

生活設計の前提

生涯労働の保証、所得の累進制、退職一時金の確保、貯蓄の安定性のどれもが保証付きではなくなった。

だからこそ

  1. 今日ほど人生設計が重要な意味をもつときはない
  2. 生活設計の総点検と確認、再設計が要請される
  3. 計画的な自助努力で人生を切り開く姿勢が必要

仕事

  1. 今までのキャリアの総合化を図ること
  2. これまでの路線を継続するか、キャリアの転換を図った方がよいか、確認と再設計が必要

取り組むべき主題

30代の総決算

  • 仕事上の知識・技能のレベルはどうか
  • これまでの仕事で自負できる成果は
  • 人生(仕事外)と切り離せないライフワークはあるか
  • 趣味はあるか
  • これまでに築いた人脈・蓄財は

40〜45才は現役の総仕上げ期

  • ビジネス能力を総合的にアップさせるラストチャンス
  • 転職・業に関係なく40になったら5年後を目ざして第二人生のスタートの準備を
  • 45を目処に自分のキャリアを確立する五カ年計画を
  • 自分のビジネス生活の代表作といえる足跡を残す決心

第二の人生は45才がラストチャンス

  • 自分から会社をとっても、これがあると云いきれる自立態勢を準備する

生活設計の条件

ニンゲンには多様な形での出会いの決定的瞬間がある

  1. キャリア・能力・適性の蓄積
  2. 金(退職金をあてにしない)
  3. 人脈→ニンゲン関係の棚卸し、ヒューマンストックの点検。ニンゲン関係の増進をテーマとして生活設計に組み入れたい
  4. 健康管理
  5. 家庭での父親のとしての責務
  6. 財形→出おくれ者はピッチを上げる

生活時間構造の変化にどう対処するか

  • ライフプランニングのなかで時間予算を如何に配分すべきかが重要な意味をもつ
  • 死ぬときにすばらしい人生であったと云えるような生き方、そういう時間予算の配分を考えたい
  • 立身出世に代わる労働哲学が必要

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